マニキュアを塗っているときに、ふとできる小さな“気泡”。せっかくキレイに塗ったネイルが台無し!とショックを受けた人も少なくないはず。そんな厄介な気泡が入る原因と修正するテクニックをネイルのプロが紹介。(フロントロウ編集部)

なぜ、ネイルに気泡が入るの?

 ​米ネイルブランドessieのグローバルリードエデュケーターで、リードネイルアーティストのリタ・リマークによると、マニキュアを塗ったときに小さな気泡が入ってしまう主な原因は「爪の表面の凹凸」。爪の凹んだ部分とマニキュアの間に空気が入り込むと、表面にプツプツとした気泡ができるそう。​

画像: なぜ、ネイルに気泡が入るの?

 他にもさまざまな原因が考えられるそうで、「部屋の温度、マニキュアの古さ、ボトルを振る行為など、(これらの要因も)マニキュアの品質に影響する」とリタは米Makeup.comで説明する。

気泡が入らないマニキュアのコツ

 セルフネイル派を悩ませる“気泡”を入らないようにするには、いくつかのコツがあるという。そこで、今回は美しいマニキュアに仕上げるプロの塗り方を紹介。

コツ1.ネイルを整える

 マニキュアに気泡が入らないためには、ネイルの下準備が大切。はじめに、爪の表面を“ネイルファイル(爪やすり)”で削ってなめらかに整え、仕上げにアルコールを含ませたコットンで油分を取り除く。

画像: コツ1.ネイルを整える

 リタは「爪や甘皮の部分に油分が残っていたり、爪の表面に凹凸があったりすると、気泡ができやすくなる」と語り、ネイル前にしっかりケアするようアドバイスした。

コツ2.薄く塗り重ねる

 早く仕上げたいからと、つい厚めにマニキュアを塗ってしまう人も多いかもしれないけれど、一度に塗る量が多いほど気泡が入りやすくなるため、マニキュアは薄く塗り重ねるのがポイント。

画像: コツ2.薄く塗り重ねる

 ボトルの縁を使って余分なマニキュア液を落とし、爪に軽く触れる程度の優しい力加減で塗ること。発色がイマイチなときは、2~3回ほど塗り重ねてみて。

コツ3.マニキュアの保管方法をチェック

 リタによると、マニキュアは高温になるほど気泡が入りやすくなるため、必ず直射日光の当たらない冷暗所に保管するのが鉄則。なるべく高温になるやすい窓際や車の中には置かないほうがいいそう。

 もうひとつ気をつけたいのは、マニキュアのボトルを振る行為。固まったマニキュア液の出を良くするために無意識にやってしまう人も多いけれど、リタは「マニキュアの劣化や気泡の発生を招いてしまうだけだから、やめたほうがいい」と強くアドバイス。

画像: コツ3.マニキュアの保管方法をチェック

 マニキュア液を復活させたい場合は、マニキュアのボトルは振らずに、手のひらで転がすのが正解。リタは​「マニキュア(のボトル)を手のひらの間で優しく転がしながらかき混ぜたほうが断然いいよ」と勧めている。

気泡ができてしまったときの修正テク

 もし、ネイルに気泡が入ってしまったのに、一からネイルを直す時間がないときは、ネイルパーツでアレンジ。気泡が入った部分にパールやラインストーン、スタッズ、ラメなどをのせることで、ネイルを可愛くすることができるだけでなく、簡単に気泡をカバーすることもできるのでオススメ。

 ネイルの気泡が入らないプロのテクニック。正しい塗り方やコツをマスターして、セルフネイルをもっと楽しんでみて。(フロントロウ編集部) 

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