パウダー系ベースメイクコスメの色の選び方
ファンデーションやフェイスパウダーなどのベースメイクコスメでは、オークル系やピンク系、暗め明るめなど、自分の肌色に合った色を選んでいる人は多いはず。でも、ベースメイクのなかでもパウダー系コスメを選ぶときには、自分の肌色だけでなく「肌質」も考えて選んだほうが良いという。
メイクのプロによると、パウダーファンデやルースパウダーといった粉状のベースメイクコスメを選ぶときに意識したいのが、肌の皮脂分泌量。オイリー肌なのか乾燥肌なのかによって色選びが少し変わってくるそう。仕上がりを左右する、パウダー系コスメの選び方とは?
オイリー肌:肌色よりもほんの少し明るめのものを選ぶ
肌から分泌される皮脂の量がほかの肌タイプにくらべて多いオイリー肌は、パウダー系ベースメイクコスメを選ぶときには、自分の肌のトーンよりもほんの少し明るいものを選ぶべきだという。
その理由についてコスメブランド、メイクアップフォーエバーのディレクターを務めるリジャ・スチュワートは、「粉末は、油分に触れると色が濃くなる性質があるから、時間が経つと肌がくすんで見えやすくなるんだ」と米メディアGood House Keepingで説明。この皮脂による肌のくすみは、肌の色よりもほんの少し明るめの色をのせることで予防できるそう。
乾燥肌:肌色にマッチしたものを選ぶ
一方、皮脂の量が少なくカサつきやすい乾燥肌の色選びは、自分の肌のトーンと一致しているものを選ぶべきだという。
リジャは、「油分の少ない乾燥肌は、時間が経っても色が濃くなってしまうことはほとんどない。だから肌色と同じパウダー系ベースメイクコスメを選ぶようにして」とアドバイス。乾燥肌だけでなく混合肌の場合でも、基本的に肌のトーンに合わせて選べばOKだという。
パウダー系コスメならではの一歩進んだ色選び。とくに、時間が経つと肌が暗く見えていたというオイリー肌の人は、色選びの参考にしてみて。(フロントロウ編集部)