『TWD』夫婦役で共演する実際の夫婦
ドラマ『ウォーキング・デッド』は、現在シーズン10のボーナスエピソードが撮影中。シーズン10は16話までだったけれど、新型コロナウイルスの影響にともなって放送が延期された最終章シーズン11の放送までに、ファンを飽きさせないようにボーナスエピソードが6話分追加された。
大勢のウォーカーが登場する本シリーズだけれど、新型コロナウイルス対策を行ないながら撮影を進めるとあって、ボーナスエピソードではキャラクターたちを深堀りするストーリーになるという。そしてジェフリー・ディーン・モーガン演じる人気キャラクターのニーガンに関しては、ファンがずっと気になっていた彼の過去が描かれるという。しかも、ニーガンの今は亡き妻ルシールを演じるのは、なんとジェフリーの実の妻であるヒラリー・バートン!
ヒラリーが現場から写真を公開
もともと『ウォーキング・デッド』のキャストたちは家族のように仲が良いことで知られており、ヒラリーも撮影現場を訪れた写真や、ダリル役のノーマン・リーダスとノーマンの妻で俳優のダイアン・クルーガー、そしてヒラリーとジェフリーという4人での写真などは、これまでにもそれぞれのインスタグラムで公開されてきた。
しかし今回、ついにジェフリーと共演できたことはヒラリーにとって、とても楽しい経験だったよう。「舞台裏のネタバレや自撮りを投稿は出来ないんだけど、どうしてもたくさんの感謝をこのユニバースに示したくて…」というコメントとともに、ヒラリーは撮影現場で撮った写真を2枚公開した。
そこには、ジェフリー用である「ニーガン」と書かれたアクターズチェアと、「ヒラリー/“ルシール”」と書かれた小道具が。
長文で『TWD』ファミリーに感謝
公開しても問題のない範囲で現場からの写真を公開したヒラリーは、さらに長文で、ジェフリーと共演できた感動や、これまでサポートしてくれたファンや制作陣への感謝を綴った。
「今月、一緒に過ごしてきたなかで初めて夫のジェフリー・ディーン・モーガンと演技をした。これまで一緒に子供たちを育て、牧場を経営し、チャリティをし、キャンディショップを買った。一緒にトーク番組の司会をやってるし、同じドラマにも出たことがあるんだけど、同じシーンを一緒にやったことはなかったの。そしてこれはなんて幸せなことだったかって話す時、私の目には涙が溢れてる」
「ニーガンは私たちの人生に深く染み込んでる。息子は学校に(ニーガンの)Tシャツを着てく。娘はニーガンのアクションフィギュアで遊んでる。私がジョージを出産するって時に、私のためにイベントへの登場をキャンセルして家に帰ったジェフリーをサポートしてくれたのは、『TWD』のファンたちだった。ファンのみんなは私たちの子供たちに帽子やルシールのバットを編んでくれたし、寛大さや優しさの多さは、いつでも私たちの不意をついた。
『ウォーキング・デッド』ユニバースが成長して広がり、それは、すごく多くの人に意味のあることだと知ってる。そして私にとっても。もちろん、私にとってもだよ」
ヒラリーも大感激の『ウォーキング・デッド』ボーナスエピソードは、2021年初頭にアメリカで放送予定。(フロントロウ編集部)