クリステン・スチュワートとマッケンジー・デイヴィスが恋人役で出演するホリデーシーズンの映画『ハピエスト・シーズン(邦題:ハピエスト・ホリデー 私たちのカミングアウト)』のプレミアが、感染対策をとられながら開催された。(フロントロウ編集部)

※映画のタイトルを新たに発表された邦題に変更しました。

映画『ハピエスト・シーズン(原題)』のプレミアが開催

 『ハピエスト・ホリデー 私たちのカミングアウト(原題:ハピエスト・シーズン/Happiest Season)』は、2020年11月25日からアメリカのHuluで配信予定の映画。『トワイライト』シリーズのクリステン・スチュワートと、映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』のマッケンジー・デイヴィスが恋人役として参加し、“同性愛者の映画”としてではなくたまたま主人公が同性愛者だった“クリスマス映画”として描いている点で注目を集めている。

 現地時間18日、ロサンゼルスにて『ハピエスト・ホリデー 私たちのカミングアウト』のプレミアが開催。クリステン、監督のクレア・デュヴァル、アリソン・ブリーなどが登壇し、完成を祝った。会場は、ショッピングモールのザ・グローブの屋上。なんとこの日は、観客が車に乗ったままプレミアを楽しむという斬新な方法がとられた。

画像1: 映画『ハピエスト・シーズン(原題)』のプレミアが開催
画像2: 映画『ハピエスト・シーズン(原題)』のプレミアが開催

 集合写真では、全員がマスクを装着し、新型コロナウイルスの感染対策はしっかりと取られていたよう。監督のクレアは「映画の中で自分たち(LGBTQ+)が表現されていないのを見ることに慣れてしまっていた。自分がいつも見たいと思っていたような映画を自分で作ることができるということに気付けたのは、信じられないほど特別なことだと思う」と言い、「今年は大変な年だったけれど、(Huluを通して)年末に家で安全にこの映画を見ることができて、とてもワクワクしている」と付け加えた。

 車のクラクションによる“拍手喝采”のなかクリステンはLGBTQ+のラブストーリーの意義についても語り、「自分が幼い頃にこんなクリスマス映画があったらなと思った。ゲイなクリスマス映画をみられたらきっと喜んだはず。楽しくてハッピーな映画ってことだろうし。もしこの映画に自分が出演していなくて、クレアが他の人とこの映画を作っているのを見たら、きっと逆上しただろうから、出演できて良かった。この映画に参加させてくれてありがとう」と語った。

『ハピエスト・ホリデー 私たちのカミングアウト』のストーリー

 本作の舞台は家族が集まるクリスマス。クリステンは家族の前でマッケンジーにプロポーズしようと計画するけれど、両親が厳しいマッケンジーは、まだカミングアウトできていない。

 予告編では、カミングアウトできないハーパーに合わせ、2人の関係を「ルームメイト」と言ってあげるアビーや、両親に真実を伝える勇気が持てずナーバスになっているハーパーの心が締め付けられるような姿が。果たして2人は無事、「最高に幸せな季節(ハピエスト・ホリデー)」を迎えることはできるのだろうか?

 映画『ハピエスト・シーズン(原題)』のアメリカでの配信は2020年11月25日。(フロントロウ編集部) 

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