『TWD』ルシールとハーシェルが登場
最終章となるシーズン11とシーズン10の橋渡しエピソードとして、ボーナスエピソード6話分の放送が決定しているドラマ『ウォーキング・デッド』。この6話は橋渡しというには超豪華なストーリーとなっており、ジェフリー・ディーン・モーガン演じるニーガンの過去、ローレン・コーハン演じるマギーがいなくなっていた数年間のこと、ロバート・パトリック演じる新キャラクターの登場など、本当に6話で収まりきるの?とファンがちょっぴり心配するほどの展開が待ち受けている。
そんななか、『ウォーキング・デッド』シーズン10、ボーナスエピソードの撮影映像が公開。そこでは遂に、ニーガンの妻であるルシールと、マギーとグレンの息子であるハーシェル・リーの姿が!
ルシールとニーガンを演じた2人は現実でも実際に夫婦
ニーガンの妻であるルシールは、ウォーカーの発生より前の時点でがんを患っていた。その後彼女が命を落としたあとに、ニーガンは有刺鉄線が巻かれたあのバットにルシールと名づけている。ニーガンとルシールの過去についは、ニーガンがメインの単独コミック『Here's Negan(原題)』で描かれており、ショーランナーのアンジェラ・カンもコミック版のファンが待ち望んでいた物語が描かれるとしていることから、ニーガンの過去に関してはこの時代が重点的に描かれると見られている。
そしてファンが大喜びしたニュースがもう1つ。それは、ルシールを演じたのが、ジェフリーの実際の妻で俳優であるヒラリー・バートンであるということ。もう何年も、ヒラリーが撮影現場に遊びにきた写真がインスタグラムなどで公開されてきたことから、ヒラリーもウォーキング・デッド・ファミリーのようなものだったけれど、ついにドラマに出演し、しかもジェフリーと夫婦役ということで、ファンにはたまらないキャスティングとなった。
そして、そんなヒラリーが演じるルシールの姿がこちら。
ヒラリー版ルシールは、ストレートのショートヘアで、センター分け、そしてグリーンの髪色という姿。どこかの自然豊かな場所が背景と見られる。ファンにとって、この姿は予想どおりだっただろうか。それとも意外な姿だっただろうか? ヒラリー本人は撮影に大満足だったようで、長文で感謝のメッセージをインスタグラムに投稿していた。
マギーとグレンの息子が成長…
また、ルシールの他にも注目を集めた少年が。それはやっぱり、マギーとグレンの息子であるハーシェルの成長した姿! ハーシェルが最後に姿を表したのはシーズン9の第4話で、当時1歳前後。そして彼が、母であるマギーとともにシーズン9の第5話で出て行ってから、6年の月日が経った。
マギーもグレンもファンから非常に人気が高く、だからこそグレンの死はかなりの衝撃で、ドラマ離れも懸念されたほど。そんな過去を経て、今、ハーシェルが成長した姿を見ることで胸が詰まる思いのファンも少なくない。
『ウォーキング・デッド』史上最もファンの記憶に残っているシーンと言っても過言ではないグレンの死は、ニーガンの手によるもの。11月初めに公開された『ウォーキング・デッド』ボーナスエピソードの台本読み映像では、因縁のあるマギーとニーガンの再会シーンが垣間見られ、この2人の関係性がどうなるのかは見どころの1つ。そしてハーシェルも登場するとなり、子供たちには愛情を持っているニーガンが、ハーシェルに対してはどのように動くのかにも注目が集まる。(フロントロウ編集部)