アメリカン・ミュージック・アワードが今年も開催
現地時間2020年11月22日に米ロサンゼルスのマイクロソフト・シアターでアメリカン・ミュージック・アワードが開催された。新型コロナウイルス感染拡大という未曾有の事態の中開かれた授賞式では、タラジ・P・ヘンソンが司会を務め、ケイティ・ペリーやメーガン・ジー・スタリオン、ショーン・メンデスなど名だたるアーティストがパフォーマンスを披露した。
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— DUA LIPA (@DUALIPA) November 23, 2020
アーティスト・オブ・ザ・イヤー賞は過去のアルバムを再レコーディングしているために授賞式を欠席したテイラー・スウィフト。今回のアワードでは、そんなテイラーに加え、ジャスティン・ビーバー、ザ・ウィークエンド、ダン+シェイが、それぞれ今年最多となる3部門を受賞した。
ザ・ウィークエンドが斬新な衣装で登場したレッドカーペット
そんなアメリカン・ミュージック・アワード2020は、出演アーティストの衣装も見どころの一つ。シンガーのザ・ウィークエンドは、まるで顔を大怪我したかのような斬新なルックスで会場をザワつかせた。
赤いスーツを着て会場に到着したザ・ウィークエンドは、顔面を包帯でグルグル巻きにして、鼻にはギプスを装着していた。おまけに、目の下には深い青アザが。
実はこれ、2020年3月20日にリリースされ、今回ソウル/R&B部門で3つの受賞を果たしたアルバム『After Hours』に収録されている楽曲のテーマに合わせたもの。アルバムに収録されているミュージック・ビデオでは同じ衣装を身に纏い、失恋の痛みや薬物中毒の苦しみからの脱却を歌い上げている。
Headed into the week after the #AMAs like... pic.twitter.com/W3vnOlZGOl
— American Music Awards (@AMAs) November 23, 2020
ザ・ウィークエンドのパフォーマンスは徹底しており、アルバムのリリース後に出演した『サタデー・ナイト・ライブ』では鼻を骨折した姿で、今年の8月に行なわれたMTVビデオ・ミュージック・アワードやそのリハーサルでも顔面を激しく殴られたかのような特殊メイクで登場。
公の前に出るたびに怪我はどんどん悪くなっているようで、このままいくとグラミー賞ではもっと大変なことになっているかもしれない。ザ・ウィークエンドの受賞が期待されているグラミー賞は、現地時間2021年1月31日に開催予定。(フロントロウ編集部)