“夢の国”として世界中の人たちから愛されるディズニーランドで働くシェフたちが、サンクスギビングに日頃の感謝を込めて行なったことに感動する。(フロントロウ編集部)

ディズニーランドのシェフ総出で“タダ飯”を振る舞う

 アメリカのフロリダ州オーランドにある世界最大規模のディズニーリゾート、ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート(以下ディズニーワールド)で働くシェフたちが、サンクスギビングデー(感謝祭)に約650食の“サンクスギビングミール”を寄付したことがわかった。

 毎年11月の第4木曜日に欧米で祝われているサンクスギビングデーは、もともとは秋の収穫祭に感謝をするために作られた祝日で、現在は家族団らんの1日として親しまれている。遠く離れた家族や親戚、友人などが集まって一緒にごちそうを食べるというのが一般的だが、金銭的な理由などによって感謝祭の醍醐味でもある“ご馳走”を食べられない人たちも。

画像: ディズニーランドのシェフ総出で“タダ飯”を振る舞う

 ディズニーはかれこれ20年以上、地元の慈善団体「Coalition for the Homeless of Central Florida」と協力してサンクスギビングミールを提供するなどの支援を行なっており、コロナ禍の今年も例年通り、ディズニーワールドのシェフたちが腕によりをかけて作った料理が必要とする人たちのもとへと届けられた。また、公式ブログによると、サンクスギビングミールのほかに、ディズニーワールドの敷地内にある噴水に投げ入れられた硬貨を集めて、20,000ドル(約220万円)の寄付も行なったそう。

 ちなみに、ディズニーワールドは今年のイースター(復活祭)に、予期せぬ臨時休園によって無駄になってしまった大量の花を処分するのではなく、地元の人たちに無料で配布するという新たな試みを実施。さらに、未だ休園状態が続いているカリフォルニアのディズニーランド・リゾートでは、余った未使用の食品を2014年から協力関係にある「セカンド・ハーベスト・フードバンク」に寄付するという取り組みも行なっている。(フロントロウ編集部)

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