マニキュアが付着しても慌てないで!
ネイルをしていときに、うっかり服につけてしまったマニキュアの汚れ。すぐに洗濯してもなかなか落ちず、どうしたらいいのかわからず困っている人もいるのでは?

実は、マニキュアは水や洗剤だけでは落ちないため、対処するにはいくつかのコツが必要なのだそう。そこで、今回はハウスクリーニングの専門家であるベイリー・カーソンが、マニキュアを服につけてしまった際の落とし方を紹介した。
服についたマニキュアを落とす方法
マニキュアは油性のシミなので、ネイルと同じように除光液で落とすのがおすすめ。ベイリーは「清潔な白い布に除光液を少しつけて、(シミの裏側から)優しく叩いて落として」と米Byrdieでアドバイス。

ただし、衣類に使われている繊維の種類によっては、除光液で色落ちしてしまう恐れがあるため、ベイリーは「除光液は“アセトンフリー”を使うのが賢明」と助言。また、どうしても色落ちが気になる場合は、シミのついた衣類などの目立たない部分に除光液をつけて、色落ちチェックをしてから行なうものアリだという。
ある程度マニキュアを落としたら、あとは冷水で手洗いするか洗濯機に入れて洗うだけ。それでもシミが残る場合は、クリーニングの専門家にお任せするのが良いそう。

またこの方法は、基本的に綿や麻などの天然素材、ナイロンやポリエステルなどの合成繊維にも使えるテクニックだけれど、シルクやウールなどのデリケートな衣類に使う場合は要注意。これらの繊維は除光液によって劣化する恐れがあるため、生地がよくわからない場合は、近所のクリーニング店に依頼するのが安心だとも話している。
裏ワザ:ヘアスプレーで応急処置
除光液を持ち合わせていない場合は、ヘアスプレーを使うのもひとつの手。米Popsugarによると、マニキュアがついた部分にヘアスプレーを吹きつけ、20秒ほど乾燥させ、清潔なコットンで拭き取って洗濯するだけで、簡単に落とすことができるそう。

ただし、この方法も衣類によっては繊維を傷める可能性があるため、シミ抜きを行なう前に必ず色落ちチェックすることも忘れずに。
セルフネイル派を悩ませるマニキュアのシミ。できるだけ早く処置を行なうことで、シミを残すことなくキレイに落とすことができるので、ぜひプロのテクニックを実践してみて。(フロントロウ編集部)