クリームやゲル状のスキンケア製品によく使用されるジャータイプの容器。この容器のアイテムは、使い方しだいで劣化を早めてしまうという。プロが避けるべきと話すそのNG行為とは?(フロントロウ編集部)

ジャータイプコスメで注意したい2つのポイント

 スキンケア製品の容器には、チューブタイプやポンプタイプ、スポイトタイプなどさまざまなものがあるけれど、使用するときにとくに注意が必要なのがジャータイプ。

画像: ジャータイプコスメで注意したい2つのポイント

 これまで3,500以上の製品に関わってきた有名美容化学者のニキータ・ウィルソンによると、ジャータイプのスキンケア製品は、その構造上ほかのタイプにくらべて使っていくうちに効果を損ないやすく、品質を守りながら最後まで使い切るのが難しいのだという。どんな風に使うと効果が損なわれるのか、劣化の原因となるNG行為をご紹介。

長時間空気や光に触れさせる

 ジャータイプのスキンケア製品が劣化する原因のひとつが、長時間空気や光に触れること。密閉されたチューブやポンプタイプのスキンケア製品は、使うために取り出した量だけが直接空気や光に触れることになるけれど、ジャータイプはフタを開けるごとに使う量以外も空気や光にさらせれてしまう。そのため、劣化するスピードを早めないためには開け閉めに注意を払うべきだという。

画像: 長時間空気や光に触れさせる

 ニキータは、「酸化や腐敗によって本来の効果を損なうことがあるから、長時間フタを開けたままにしておくのは避けて」と米メディアAllureでアドバイス。使用後はすぐにフタをきっちりと締めて、なるべく早く使い切るよう心がけることが大切だそう。ちなみにビタミンCやレチノール、緑茶成分などは酸化しやすいため、これらの成分が入っている場合は、とくに気をつけたほうがいいとのこと。

指を直接入れる

 使用するときに直接指を入れてクリームなどを取り出すことも、製品が劣化する原因に。

画像: 指を直接入れる

 ニキータは、「指を繰り返し容器の中に入れると、雑菌などが繁殖して、劣化しやすくなる」と説明し、スパチュラを使って取り出すよう勧めた。製品によってはスパチュラが付属されていないことがあるので、ひとつ持っておくとよさそう。もちろん、このスパチュラが汚れていても雑菌が繁殖してしまうため、つねに清潔に保っておくこともお忘れなく。

 ほんの少しの心がけで最大限防げる、ジャータイプのコスメの劣化。最後まで効果を持続させるため、プロの忠告を守りながら使ってみて。(フロントロウ編集部)

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