顔を洗ったりメイクを落としたりすることは、美肌をつくるスキンケアの第一歩。そんな洗顔についてのよくある疑問、シャワー洗顔の良し悪しについて美肌のプロである皮膚科医が答えた。(フロントロウ編集部)

顔を洗うとき、シャワーを使うのはNG?

 お風呂の中で洗顔をするとき、シャワーのお湯を直接顔にあててもいいのか疑問に思ったことはない? このシャワー洗顔は、肌にあまりよくないイメージがあり、実際にネット上ではネガティブな意見は少なくない。でも美肌のプロは、シャワーは肌への悪い影響ばかりではないと話す。

画像: 顔を洗うとき、シャワーを使うのはNG?

 ニューヨーク市の認定皮膚科医で、アメリカ皮膚科学会上級会員(FAAD)のハドリー・キング医師は、「シャワー洗顔には良い面と悪い面の両方があって、肌への刺激や負担を抑えて取り入れる方法もある」と明かし、そのメリットと注意点を教えてくれた。

シャワー洗顔は洗浄力がアップする

 ニキビや肌荒れなどのトラブルは、汚れや不要な角質を洗顔で十分に落としきれていないせいで起こることも多いけれど、シャワーで顔を洗うと洗浄力がアップするという嬉しいメリットがあるという。

画像: シャワー洗顔は洗浄力がアップする

 キング医師は、「シャワーを使うと、肌に残ったメイクや汚れなどを徹底的に落とすことができて、不要な角質も除去することができる」と米メディアMarie claireでコメント。手でお湯をすくって顔をすすぐよりも汚れやメイクをしっかり落とすことができるという。

時間と温度、水圧には注意!

 ただし、洗浄力が上がるからといってやりすぎは禁物。注意しないといけないのが、顔にシャワーをあてる時間と温度、そして水圧。

画像: 時間と温度、水圧には注意!

 キング医師は、肌は長時間お湯にあたり続けると水分が蒸発して乾燥しやすくなると説明。ほかにも、熱すぎたり冷たすぎたりといった極端な温度や、強すぎる水圧のシャワーを使うことも肌に刺激を与えてシワやたるみの原因になるため避けたほうがいいという。

 そのため、シャワーを顔にあてるのはなるべく短時間におさめ、35度前後のぬるま湯で少し弱めの水圧に設定するようキング医師はアドバイスした。

 シャワーを使った洗顔は、ただ肌によくないというわけでなく、賢く取り入れれば肌にはプラスになるよう。シャワー洗顔をする場合は、ぜひプロの勧める方法で実践してみて。(フロントロウ編集部)

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