朝はキレイに発色していたはずのチークが、夕方には落ちて薄くなっている…。それ、もしかしたら“肌タイプに合わない”チークを使っているのかも。肌タイプに合ったチークの選び方をプロが伝授。(フロントロウ編集部)

気付いたらチークが消えている!?

 自然な血色感を演出するために欠かせないチークだけれど、時間とともに落ちやすいのが難点。いつの間にか色が薄くなって顔色が悪く見えてしまった経験、誰しも1度はあるのでは?

 プロによると、チークが落ちてしまう理由はさまざまあるけれど、主な原因は“肌への密着度”。とくに、自分の肌タイプに合わないチークを使っていると、肌に密着せずにヨレて崩れたり、粉浮きしたりするという。

画像: 左からモデルのシンディ・クロフォード、女優のサンドラ・ブロック

左からモデルのシンディ・クロフォード、女優のサンドラ・ブロック

​ そこで、トップモデルのシンディ・クロフォードやアカデミー賞女優のサンドラ・ブロックなどを手がけてきたセレブメイクアップアーティストの​ソニア・カシュクが、肌タイプ別に合ったチークの選び方を米Byrdieで紹介した。

脂性肌は「ティントチーク」で皮脂崩れ防止

 ソニアによると、脂性肌の人は、他の肌タイプより皮脂や汗の分泌が多いため、一般的なパウダーチークだけでは落ちてしまうことが多いという。

 そのため、脂性肌には皮脂崩れに強い“ティントタイプ”のチークがおすすめ。程よいツヤ感もあり、自然な血色感を長時間キープしてくれる。

画像: 脂性肌は「ティントチーク」で皮脂崩れ防止

 ただし、ティントタイプのチークは高発色であることが多いため、少量ずつ塗り重ねていくのがコツなのだとか。

 ほかにも、ティントチークを塗った後に同じ色のパウダーチークを重ねると、より肌への密着度が高まり、格段にキープ力がアップするとも話している。

乾燥肌は「クリームチーク」で持続力アップ

 一方で、乾燥肌の人は、文字通り肌の水分が少ないため、パウダーチークだと粉っぽくなったり、密着せず崩れやすくなったりするそう。そんな乾燥肌の人におすすめなのは、みずみずしい仕上がりの“クリームタイプ”のチーク。

画像: 乾燥肌は「クリームチーク」で持続力アップ

 しっとりした質感なので肌にピタッと密着しやすく、しかも少量でも肌になじみやすいのが魅力。自然な発色でツヤ肌に仕上げてくれるため、とくにナチュラルメイクを好む人にも人気のチークだという。

普通肌、混合肌はファンデに合わせる

 では、普通肌や混合肌の場合はどうだろう。ソニアによると、これらの肌タイプは基本的にどんなチークでもOK。ただ、もっとチークの持ちを良くしたい場合は、ファンデーションとチークの“質感”を合わせると良いそう。

画像: 普通肌、混合肌はファンデに合わせる

 例えば、リキッドやクリームタイプのファンデーションを使っている場合は、同じ質感のクリームチークを使うのがベスト。同様にプレストやルースパウダーを使っている場合は、パウダーチークを使うと、肌から浮かずにしっかり密着するとソニアは言う。

 メイクのプロが教える肌タイプに合わせたチークの選び方。プロの意見を参考に、ぜひ自分の肌に合ったベストチークを見つけてみて。(フロントロウ編集部)

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