ファン待望のビッグタイトル『サイバーパンク2077』
新作ゲーム『サイバーパンク2077』は、2015年にゲーム・オブ・ザ・イヤーを獲得したゲーム『ウィッチャー3 ワイルドハント』の開発をしたポーランドのゲーム会社、CD Projektの期待作。本作は、2012年5月に制作が発表され、2020年9月17日、11月19日と2度の延期を経て、ついに2020年12月10日に発売となる。
タイトルが示すように、舞台は近未来の荒廃した都市。本作は、サイボーグ手術などの身体改造が一般化した未来世界を舞台とする、オープンワールド型のコンピュータRPGとなっている。プレイヤーは新鋭のサイバーパンク“V(ヴィー)”となり、自分だけのストーリーを紡いでいく。物語は、『ウィッチャー3 ワイルドハント』と同様に、プレイヤーの選択がゲームの結末に大きく影響を与えるような作風となっている。
また、『サイバーパンク2077』は自身のキャラクリエイトに加え、キャラクターの性別や出自もストーリーに深く影響する。さらに、ロマンスのオプションも多様で、様々なセクシュアリティに対応しているそう。
また本作は、さまざまなセレブがカメオ出演していることでも話題になっている。特に、物語のもう1人の主人公として紹介されているジョニー・シルヴァーハンドというキャラクターをキアヌ・リーブスが演じていることも注目ポイントのひとつ。
そんな『サイバーパンク2077』を発売前になんとかプレイしようとした猛者たちが、キアヌ演じるジョニーに叱られるという、ファンにとっては最高な事態が!
『サイバーパンク2077』、発売前にキアヌ・リーブスからお叱り?
『サイバーパンク2077』は、オンラインのゲーム販売サイトですでに事前ダウンロードが始まっている。日本時間12月10日のゲーム発売に向けて準備を済ませているプレイヤーも多い。
もちろん発売開始時間まではゲームをプレイすることはできないけれど、GOG.comでは一部の実行ファイルが起動できるようになっているらしい。そこで試しにゲームを起動してみた海外の猛者たちが見たのは、かっこよく叱ってくれるキアヌことジョニーの隠し要素!
ジョニーはプレイヤーに「まだ寝てろよ、サムライ。まだ12月10日になっていないぜ!」とたしなめる。その様子に、発売を心待ちにしていたプレイヤーたちの期待は高まるばかり。
発売前からファンを楽しませるゲーム『サイバーパンク2077』
ちなみに、すでに公開されているエンドユーザーライセンス同意書には、同社が公式に記述した法律に則った文章の他に、ゲームの中の住民が要約したとされる「洋画風翻訳」のようなカッコ良すぎる文章が掲載されている。
普段であれば読み飛ばしてしまうような文章も「頭がクラクラするまで、読みまくってくれ」という言葉とともに、「なるほどな。このゲームには、プレイ可能な「最低年齢のレーティング」が設定されてる。この意味はわかるか?もし君たちがナイトシティに入りたいと思うなら… まあ、とにかくあれだ。レーティングに書かれた年齢より上でいろってことだな」や「ストリートの掟、その1。「走る前には、歩いてみろ。」サイバーパンク2077 では、ゲームプレイに使うシステム、デバイス、プラットフォームごとに、最低スペックが決まっている。つまり、実際にやらかす前に、充分に気をつけろということだ。わかったな」と、書いてあると、ついつい全文読んでしまう。
そんなゲーム、『サイバーパンク2077』は2020年12月10日に日本発売となる。基本プラットフォームはPS4で、後方互換機能を使ってPS5でもプレイできる。(フロントロウ編集部)