カーディ・Bがザ・セレブな方法でアンチを黙らせる
元ストリッパーという異色の経歴を持ち、さらに2019年のグラミー賞で、女性アーティストとして史上初めて最優秀ラップ・アルバム賞を受賞したことで知られるラッパーのカーディ・Bが、ツイッターで「900万円のバッグを買うのってアリ?」とファンの意見を募ったところ、一部の人たちの反感を買い、炎上してしまった。
Should I spend 88K for this damn purse ? Omggg it’s tempting ���
— iamcardib (@iamcardib) December 6, 2020
ちなみに、カーディが約900万円を払ってでも欲しいというバッグがこちら。
This this !! This is the purse people crying about ����� https://t.co/v2U3YIcUAK pic.twitter.com/TUjsShJhCP
— iamcardib (@iamcardib) December 7, 2020
もちろんカーディが自分で稼いだお金で何を買おうと彼女の自由だが、コロナ禍で多くの人たちが苦しい生活を強いられている状況を踏まえると、無神経な感じがしないでもない。彼女のこの“セレブすぎる発言”を聞いて、そう感じた人も少なからずいたようで、「900万円のバッグが買えるほどお金があるなら寄付すればいいのに」といった、やっかみにも近い批判が相次いだ。
こういった場合、黙っている、もしくは当該のツイートをしれっと削除するなどの選択肢もあったと思うが、そこはほかのセレブとはひと味もふた味も違うカーディ。この1年間ですでに合計で約2億円の寄付を行なったことを証拠画像とともに突きつけると、さらにある提案をした。
「オッケー。じゃあ、こうしよう。私に“寄付しろ”って声が多いけど、まずはみんながどこに何を寄付したのか教えてよ。(教えてくれたら)それに合わせて、私もみんなが寄付した団体に寄付する。さあ、今からはじめよう!コメント欄に寄付先のチャリティもしくは基金がわかるものを送って。私も同じ寄付先にみんなが寄付したのと同じ額を寄付するから。私たちのエネルギーをマッチさせよう」
実際のところ、カーディが何人のファンからの返信に答えたのかはわからないが、ファンが寄付したのと同じチャリティに同じ額を寄付するという、セレブにしかできないような方法でアンチを黙らせた。
ちなみに、カーディによると、約2億円の寄付に加え、コロナ禍で生活苦に陥っている自身の親戚一同に金銭的援助をしているそうで、国名は明かさなかったものの、2021年にはアメリカ以外の国に何か“スペシャルなことが起きる”と予告している。(フロントロウ編集部)