プロが勧めるビューラーのタイプ3選
ビューラーはまつげメイクの必需品のひとつだけれど、頻繁に壊れたり傷んだりするアイテムではないうえ、ぱっと見では製品ごとの差がわかりづらいため、何年も同じものを使っているという人も少なくないはず。でもビューラーは、そのタイプの違いによってまつげのカールやダメージに大きな差が出てくるという。
ではビューラーを選ぶとき、プロはどんなポイントをチェックしているのか。そのチェックポイントとタイプごとのメリットをご紹介。
使いやすさ重視なら黒以外のカラー
多くのメイクアップアーティストは、ビューラーを選ぶときに黒以外のカラーを選ぶようオススメしている。そのワケは、まつげの色と近いことで同化してしまい、失敗しやすくなるから。
モデルのベラ・ハディッドや女優のリリー・コリンズなどを手がける人気メイクアップアーティストのヴィンセント・オケンドは、「まつげの色は黒か茶色であることが多いから、黒いビューラーを使うと見えにくくて、すべての毛をまんべんなく挟めていないときに気付きにくい」と米Allureに話し、なるべくシルバーやゴールド、白など挟んだまつげがはっきりと見えるビューラーを選ぶようアドバイス。
ゴムの部分が厚いとまつげが傷みにくい
ビューラーでまつげを挟むことで、まつげが傷んだり抜けやすくなることも。そんなまつげのダメージを防ぐには、ビューラーのゴムの部分が分厚く弾力があるタイプを選ぶことが大切。
LAを拠点に活動するメイクアップアーティストのクリスティーナ・マリーは、「ビューラーをしてまつげが抜けたり傷むのは、薄いゴムや硬いゴムで挟むことで起こることが多い」と説明。なるべく弾力があり厚いゴムがついたタイプを選び、定期的にゴムを取り替えるよう勧めた。
しっかりカールさせたいならスプリング式
上がりにくいまつげでもしっかりと上向きにカールさせたいなら、プロがオススメしているのはバネがついているスプリング式のビューラー。
クリスティーナによると、スプリング式のビューラーはバネの力を使ってまつげを上げるため、軽い力でぐんと上向きのまつげカールがつくれるという。バネの力がサポートしてくれるので、うまくまつげを上げられないという人にぴったりのタイプ。
なんとなくで選ぶことも多いビューラーのタイプごとのメリット。新しいビューラーに買い換えるときは、ぜひプロのアドバイスを参考にしてみて。(フロントロウ編集部)