エレン・デジェネレスが新型コロナ陽性を報告
キム・カーダシアンを筆頭とするカーダシアン/ジェンナー家の面々とプライベートで親交があり、2018年に還暦を迎えた際の誕生日パーティーにレオナルド・ディカプリオやブルーノ・マーズといったAリストセレブが集結したことでも大きな話題になった名司会者のエレン・デジェネレス(62)が、新型コロナウイルスに感染したことがわかった。
以下、エレンのコメント全訳。
「ハーイ、みんな。新型コロナウイルス感染症の検査を受けた結果、陽性反応が出たことを報告するね。幸い、今のところ体調に問題はない。ここ最近、私と接触した人たちにはすでに連絡がいっていて、私はCDC(アメリカ疾病予防管理センター)のガイドラインにちゃんと従ってる。ホリデーシーズンが終わったらまた会おう。みんなもどうか健康で安全に過ごしてね。愛を込めて、エレンより」
— Ellen DeGeneres (@TheEllenShow) December 10, 2020
淡々とした様子で自身の体調などについて明かしたエレンだが、新型コロナ感染が発覚したことをうけて、彼女が2003年から約17年間にわたって司会を務める人気トーク番組『エレンの部屋』の制作は一時中断。番組担当者が米Varietyに語った話では、収録が再開されるのは早くても2021年の1月だという。
ちなみに、フロントロウでも何度かお伝えしたが、今年7月、『エレンの部屋』の元スタッフと現スタッフから番組プロデューサー陣によるセクハラやパワハラ、差別発言といった悪質な職場いじめ、さらには給料の未払いなど劣悪な労働環境を告発する声が相次いだことがきっかけで、炎上騒動に発展。
スタッフ間のトラブルとはいえ、エレンがハラスメントなどの事実を“まったく知らなかった”というのは無理があるとして、番組関係者だけでなくエレン本人に対する批判の声も多くあがり、一度は番組の存続も危ぶまれたが、当該のプロデューサー3名が責任を取るかたちで番組から外れ、今年9月に新体制での新シーズンがスタートした。
とくにホリデーシーズンのスペシャル企画のおかげもあって最近はそこそこの視聴率をキープしていたが、エレンの新型コロナ感染によってストップがかかることに。すでに収録が済んでいる分があるので、当面のあいだはそれでしのぐとして、それ以降をどうするのかは現時点ではわかっていない。(フロントロウ編集部)