テイラー・スウィフトの「編み込みヘア」の秘密が巧妙すぎて鳥肌

テイラー・スウィフトの「編み込みヘア」をよく見てみると…

　12月11日に９thアルバム『エヴァーモア（evermore）』をリリースしたシンガーのテイラー・スウィフト。新型コロナ禍のロックダウン中に極秘制作した前作の『フォークロア（Folklore）』と同じく、ファンたちにとってはまったくの不意打ちでサプライズ発表された同作は、『フォークロア』との姉妹作であり、テイラーいわく、『フォークロア』が春夏をイメージしていたのに対し、秋冬をイメージした四季をコンプリートする作品なのだという。

　秋冬のイメージに相応しく、プライベートで親交があるデザイナーのステラ・マッカートニーが手がけるStella McCartneyのタータンチェックのコートを着た後ろ姿を写したアルバムのカバーアートで『エヴァーモア』のリリースを告知したテイラー。

　一見、何の変哲もない綺麗な編み込みヘアのように見えるが、そこは「イースターエッグ（※）の女王」の名を欲しいままにするテイラー。何の意味も込められていないはずはなかった。

※イメージや映像、文章や歌詞などに潜む隠しメッセージやヒントのこと

　『エヴァーモア』のリリースから2日後の12月13日で31歳を迎えたテイラー。告知メッセージの中では、こんなことも記していた。

「13歳の頃から、31歳になるのがとても楽しみだった。私のラッキーナンバー（13）を反対にした年齢だから。だからこの作品でみんなを驚かせたかったの。誕生日には毎年、みんなが私を気にかけてくれて、サポートしてくれて、思いやりをくれた。だから、今回は、私がみんなに何かを贈りたいと思ったんだ！」

　ずっと楽しみにしてきた31歳を迎える節目に合わせてリリースされた作品でもある『エヴァーモア』。その事実を踏まえたうえで、まじまじとテイラーの後頭部に施された編み込みヘアを見てみて欲しい。

　勘がいい人ならもうお気づきかもしれないが、そう、テイラーの編み込みの“編み目”の数は、年齢と同じ「31個」！

　このことにいち早く気づいたファンが、編み目にわかりやすく番号を振ってくれていたのでご参照あれ。

　まさか、編み込みの編み目にまで意味を持たせていたとは、さすがテイラー。抜け目ない。

ヘアアレンジで“匂わせ”をしていた？

　ちなみに、テイラーは10月に開催されたカントリーミュージックの祭典CMTミュージックアワードにプレゼンターとしてリモート出演した際と、11月に行われたアメリカン・ミュージック・アワード（AMA）で年間最優秀アーティスト賞を受賞し、授賞式にバーチャル出演した際にも、同様の編み込みヘアに髪をアレンジしていた。

　ファンたちの間では、これらが、『エヴァーモア』のリリースに関する巧妙な“匂わせ”だったのではないかとも言われている。

　CMTアワードの方は正直分かりづらいが、AMAの受賞スピーチの動画では、テイラーが、後ろ姿からくるりと振り返るという不自然な動きを見せており、言われてみると、髪型をアピールしようとしていたようにも感じられなくもない。

　さらに、『フォークロア』の収録曲『seven（セブン）』の歌詞には、「君の三つ編みは模様を成してるみたい（your braids like a pattern ）」という一節が登場することから、これも『エヴァーモア』への伏線だったのではないかとも言われている。

テイラーの編み込みヘアをマネするSNSチャレンジが勃発

　『エヴァーモア』のカバーアートを真似て、テイラーの編み込みヘアを再現して楽しむ「#evermorealbumchallenge（エヴァーモア・アルバム・チャレンジ）」なるものが、SNSで流行っている。

　ポイントはチェックのコートやシャツを身につけて、森っぽい場所に立ち、後ろ姿を撮影すること。ホリデーシーズンなのでクリスマスツリーを背景にしてもカワイイ。

　編み目はテイラーと同じ31個、もしくは自分の年齢に合わせた数にできなくても、ほっこりとした映え写真に仕上がるので、興味がある人はチャレンジに参加してみては？（フロントロウ編集部）

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