米ウォルト・ディズニー・カンパニーが、海外のディズニープラスの視聴者向けに、新しい動画配信プラットフォームのStar(スター)を発表。まずは、2021年2月23日から、ヨーロッパの一部地域、カナダ、ニュージーランド、シンガポールで展開される。(フロントロウ編集部)

ディズニープラスの新ブランド、Star(スター)

 2019年に21世紀フォックスを買収したことによって、同社が株主だった動画配信サービスHuluの主要株主になったディズニー。ディズニーの公式動画配信サービスDisney+ (ディズニープラス)のサービスが始まったあとも、米Huluにて、より大人向けコンテンツを配信している。そんなディズニーが、海外で米Huluの代わりとなる動画プラットフォーム「Star(スター)」の2021年の展開を発表した。

 2021年2月23日にヨーロッパの一部地域、カナダ、ニュージーランド、シンガポールで展開が始まるStarは、ディズニープラス内で、ディズニー、ピクサー、スター・ウォーズ、マーベル、ナショナル・ジオグラフィックに続く6つ目のブランドとして展開される。日本を含め、ディズニープラスが展開されているその他の国でのStarの展開スケジュールはまだ発表されていない。

 ABC、Freeform、FX、20世紀スタジオの作品を配信するというStarは、展開先の地域でオリジナルのローカルコンテンツも制作・配信していく予定だという。

 Starの新たなコンテンツとしては、カーダシアン/ジェンナー家による新コンテンツの配信が先日発表されたばかり。(フロントロウ編集部)

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