透明感のある肌に仕上げたいけれど、肌トラブルはしっかりカバーしたい…というメイクの悩みをプロが解決。トップモデルを手がけるメイクアップアーティストが、厚塗り感ない均一な美肌を叶えるメイクの裏ワザを紹介した。(フロントロウ編集部)

美肌の秘密は“グリーンコンシーラー”!

 名だたるメゾンの華やかなランウェイやショーのメイクを手がける一流メイクアップアーティストのメアリー・アーウィンによると、モデルのような厚塗り感のない、均一で透明感のある肌に仕上げる秘密は「グリーンコンシーラー」!

画像1: 美肌の秘密は“グリーンコンシーラー”!

 グリーンコンシーラーとは、その名の通り“グリーンカラー”のコンシーラーのことで、肌の赤みやニキビ跡を打ち消し、色ムラのない肌に仕上げてくれる便利なアイテム。肌の透明感も上げてくれるため、トーンアップとしても使用できる優れもの。

 メアリーは「モデルにメイクをするときは、自然な肌色に仕上げるように意識しているけれど、やや赤みを帯びやすい色白の人には、とても淡いミントカラー(のグリーンコンシーラー)を使っている。少し暗い色味の肌には、どのくらいカバーしたいかによるけれど、濃いグリーンのほうが効果的かな」と米Byrdieでコメント。

画像2: 美肌の秘密は“グリーンコンシーラー”!

 とくに、赤みのあるニキビ跡などをカバーしたい場合は、肌色のコンシーラーを重ねづけするよりも、グリーンコンシーラーを使ったほうが薄づきでキレイな仕上がりになるという。

 しかし、なかにはグリーンコンシーラーの使い方がよくわからないという人もいるはず。そこで、プロも実践するグリーンコンシーラーの効果的な塗り方も合わせてご紹介。

グリーンコンシーラーの上手な塗り方

 はじめに、スキンケアし終えた肌に、いつも通り化粧下地とファンデーションを塗る。先にファンデーションを塗ることで自然とカバー力が足りない部分がわかり、厚塗りを防いでくれるという。

 次に、グリーンコンシーラーを手に取り、ニキビ跡や色素沈着など赤みが気になる部分にトントンと軽いタッチで叩き込んでいく。このときに使うツールは、ブラシでも指でも良いそう。また、グリーンコンシーラーの持ちをさらに良くしたい場合は、上から薄くルースパウダーをつけるのもアリ。

画像: グリーンコンシーラーの上手な塗り方

 最後に、肌色のコンシーラーをのせてスポンジやブラシなどで全体をなじませれば、肌ムラのないベースメイクの出来上がり!

 ちなみに、メイクの仕上げに使う“肌色のコンシーラー”が薄づきだと、グリーンコンシーラーが透けてしまう恐れがあるため、中程度のカバー力があるものを選ぶのがオススメ。赤みが目立ちやすいという人は、ぜひプロの意見を参考に試してみて。(フロントロウ編集部)

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