セレーナ・ゴメスが2020年にコスメブランドを立ち上げ
これまでカイリー・ジェンナーをはじめ、リアーナやレディー・ガガ、キム・カーダシアンなど数々のセレブがコスメ業界に進出してきたけれど、2020年9月に満を持してシンガー兼俳優のセレーナ・ゴメスも参戦。
セレーナは自身のアルバム『Rare(レア)』を冠にとったレア・ビューティー(Rare Beauty)というコスメブランドをローンチし、売り上げの一部は、セレーナが設立したレア・インパクト・ファンドというメンタルヘルスケアが必要な人を支えるチャリティ基金にも寄付されることが発表された。
セレーナはローンチまでに2年以上費やしたレア・ビューティーについて「レアとは、自分に満足すること。私は完璧になることをやめた。私はただ私になりたい。レア・ビューティーはビューティーブランド以上のものになると思う。みんな他の人と比べるのはやめて、それぞれの独自性を受け入れ始めてほしい。あなたは写真やいいねやコメントで定義できない。レア・ビューティーは他人があなたをどう見ているかではありません。あなたが自分自身をどう見ているかです」と、そのメッセージ性についてインスタグラムで語っている。
レア・ビューティーでは、48色の豊富なカラーが揃えられたファンデーションをはじめ、リキッド・ブラッシュや色つきリップバーム、タッチアップキットなど多くのアイテムをリリースし広告を打ってきたけれど、今回はアイライナーの宣伝に注目。
レア・ビューティーのアイライナー「パーフェクト・ストローク・マット・リキッドライナー」は、ウォータープルーフ処方で長持ちし、色あせないというのが売り。しかし、なかにはウォータープルーフ処方と言っていても滲んだりしてしまうことがあるなか、レア・ビューティーはアイライナーのスゴさを証明するために、インスタグラムで1本の動画を公開。
その動画は、まずアイライナーで太さが違うラインを手に引いて乾かし、実際に水につけてこすった場合、よれるかよれないかを実験しているもの。もちろん、この動画のお陰でレア・ビューティーのアイライナーの良さは伝わったけれど、自社製品によほどの自信がなければ作れない広告。
強気な広告を打ち、セレーナのファン以外にも本物だと分からせたレア・ビューティー。この強気な動画を見る限り、ヨレないアイライナーを探している人には、オススメの1本と胸を張れる逸品で間違いなさそう。(フロントロウ編集部)