女子高生カップルがプロム参加に奮闘!『ザ・プロム』
ミュージカルドラマ『glee/グリー』を手掛けたライアン・マーフィーによる新作映画『ザ・プロム』は、12月11日からNetflixで配信がスタートした。
インディアナ州の田舎町で交際している女子高生カップルが、同性カップルでプロムに出演するため、多くの人々を巻き込みながら奮闘する愛と感動のドラマである本作には、注目の新星ジョー・エレン・ペルマンとアリアナ・デボーズが主役を務める。
さらに、オスカー俳優のメリル・ストリープや、ニコール・キッドマン、コメディアンで俳優のジェームズ・コーデン、ドラマ『GIRLS/ガールズ』や舞台版『ヘアスプレー』のアンドリュー・ラネルズ、ドラマ『スキャンダル 託された秘密』のケリー・ワシントン、『トイ・ストーリー4』のキーガン=マイケル・キーなどの実力派俳優たちが出演。
そんな本作の撮影時、現在71歳のメリル・ストリープが驚きのスタミナを発揮し、共演者を驚かせたという。
メリル・ストリープ、衰えぬ体力!
アカデミー賞を3度受賞、ノミネートは計21回という史上最多記録を誇るメリル。本作のキャストで最年長を誇る彼女だが、実は作中で最もダンスのシーンが多い。
一流のブロードウェイ俳優として歌やダンスをしたメリルについて、舞台『ハミルトン』にも出演したアリアナ・デボーズは「初日のセットでは彼女(メリル)が曲を披露する撮影を見ていたのだけれど、それは喜びの宝庫で、演技のレッスンだった。ブロードウェイで長年働いてきて、週に8回もショーをやって、週に8回も曲をパフォーマンスするのはすごいスタミナを必要とすること。そしてそれは、とてもビッグな曲だった。メリルさんは時には何時間も大声量で歌い続けていたの。彼女を称賛しますし、彼女の歌声は素晴らしいです」と米Cinema Blendに振り返っている。
さらに、共演のケリーはメリルについて驚きの情報を共有。「私は彼女のダンスダブルが入ってくるのをずっと待っていたし、彼女がフルボイスで歌うのを止めるのをずっと待っていた。いつになったらメリル・ストリープ級の人らしく、『次の曲は口パクでいく、そして次のテイクはダンスダブルを使う』と言うのかと思っていた。でもそれ起こらなかった。決して」
つまりメリルのあの演技は、全て自分自身でこなしていたということ! 年齢に関係なく、撮影が大変なシーンにはボディダブルやダンスダブルと言われるプロの代役が登場するのが一般的だけれど、今回その出番は無かったよう。
発言のダンスダブルという言葉がわからない人のために、ここでフォロー入れました
そんな映画『ザ・プロム』は、Netflixで配信中。(フロントロウ編集部)