疲れが目立つ肌を整える3つの方法
前日に寝るのが遅くなったときや疲れが溜まっているとき、鏡を見て顔がげっそりしていて驚いたなんてこと、誰しも一度は経験したことがあるはず。そうなるとメイクのノリが悪くなったり崩れやすくなったりすることも多いけれど、ソッコーで挽回できる緊急ケアがあるという。
その方法を教えてくれるのは、肌のコンディションにかかわらず最高の状態に整える方法を知る、プロのフェイシャリスト。知っておくことで差がつく、睡眠不足の肌をいつも通りのコンディションに引き上げるケアの秘訣をご紹介。
朝は冷やしたシートマスクでケア
朝起きて顔に寝不足や疲れが出ていたら、取り入れたいのがシートマスク。おなじみのアイテムだけれど、寝不足などの緊急ケアには冷蔵庫で冷やしておいたものがオススメだそう。
モデルのエミリー・ラタコウスキーなど多くのセレブに指名されるフェイシャリストのジョアンナ・バルガスは、「冷やしたシートマスクには、肌に美容成分を与えながら血行を促進する効果がある」と英国発のメディアNet-a-porterで説明。血行が促進されることで、寝不足のときに気になりやすい肌のくすみやクマなどにアプローチできるほか、毛穴を引き締める効果もあるそう。
さらにジョアンナは、シートマスクに含まれる美容成分をより浸透させたいなら、その上からローラーでマッサージするようアドバイスした。
肌が必要とする栄養をドリンクでチャージ
睡眠不足や疲れが顔に表れているときは、外側からのスキンケアだけでなく内側からのケアもとても大切。とくに朝は身体が栄養を吸収しやすいので、取り入れるチャンス。そのため朝には、体内の水分バランスを整えて乾燥を防ぐココナッツウォーターや、ビタミンA、B、Cなどが効果的に取り入れられる青汁、腸内環境を整えて肌のコンディションを高めるコンブチャなどを飲むとよいそう。
反対に控えるべきなのが、コーヒーなどのカフェインが入った飲料。利尿作用があるカフェインは、必要な水分まで排出して肌が乾燥する可能性があるため、とくに睡眠不足の肌には負担が大きいのだとか。睡眠不足のときにはとくに飲みたくなるものだけれど、肌の状態を考えて飲んだほうがよさそう。
スリーピングマスクを肌に塗って寝る
今日も寝るのが遅くなった！というときには、明日の肌のために寝る前にスペシャルケアを仕込む方法も。そのアイテムは、スリーピングマスク。
ジョアンナは、「角質をケアする成分が入ったスリーピングマスクを肌に塗ってから寝ると、肌荒れや炎症をやわらげて肌のコンディションを高めることができる」とコメント。このテクニックは、翌日にレッドカーペットを控えたクライアントにたびたびオススメしているテクニックだそうで、多くのセレブが効果を実感しているという。よく睡眠不足や疲れ顔になってしまうという人は、お助けアイテムとして持っておくと便利。
フェイシャリストがオススメする、寝不足をカバーする緊急スキンケアの方法。つい夜更かししてしまいがちな年末年始のシーズンに、ぜひ取り入れてみて。（フロントロウ編集部）
