マクドナルドのデリバリーで再び“悲劇”が起こる
日本でもじわじわと利用者が増えてきているウーバーイーツ(Uber Eats)を使って、大手ファストフードチェーンのマクドナルドをデリバリーしたイギリス在住の夫妻が手にした“商品の写真”が「残念すぎる」と話題になっている。
夫に頼まれて妻がオーダーしたのは、ダブルクォーターパウンダー・チーズ。かつては日本のマクドナルドでも販売されていたが、「グラン」シリーズの発売に伴い、2017年に惜しまれつつも販売を終了した。そして、こちらがそのウワサのダブルクォーターパウンダー・チーズ。
本来であれば、上の写真のようなボリューム満点のバーガーが届くはずだったのに、実際に夫妻のもとに送られて来たのは、チーズ、オニオン、ピクルス、ケチャップのみ。肝心のバンズとパティがない状態では、もはやバーガーとも言えない。
何か手違いでもあったのか? それとも、ウーバーイーツの配達員が“つまみ食い”でもしてしまったのか? しかし、その真相は前者でも後者でもない。すべての責任は注文をした妻にあったのだ。女性が上の写真とともにSNSに投稿した内容によると、夫の要望でマスタードとピクルスを「抜き」にしたつもりが、誤ってバンズとパティのところにチェックをつけてしまったそうで、そのことに気づかず注文を確定。その結果、このようなことになってしまったのだという。
マクドナルドではトッピングを増量したり、抜いたりする裏技を駆使して、自分だけのオリジナルのバーガー、いわゆる「裏メニュー」を注文することができる。しかし、ここ最近、その「〇〇抜き注文」をする際に入力ミスをする事案が相次いでおり、この数ヵ月のあいだに「ケチャップだけ渡された」とSNS等で申告した人が確認できるだけでも2人いた。
ちなみに、こういった「ほぼ全部抜き」の注文を店員側もおもしろがっている節があり、とあるウーバーイーツの配達員は今回の出来事を報じたカナダのメディアblogTOに、「こういうのはよくあることだよ。自分の場合は、塩とコショウ、砂糖の小袋だけ運んだことがある。あと、クッキー1枚とかね」と、じつは世間の人たちが思っている以上に“あるある”だと語っている。(フロントロウ編集部)