カーテンバングをオシャレに見せるコツ
いま海外で大人気の「カーテン・バング(Curtain Bangs)」とは、目の下くらいの長さに切った前髪をセンターで分けるヘアスタイルのこと。カーテンのように左右に分かれたシルエットから、この名称がついたとされている。
また、フランス人女優のブリジッド・バルドーのトレードマークでもあったことから、別名「バルドー・バング」とも呼ばれている。
そんなカーテン・バングの最大の魅力は、どんなヘアカラーやレングスにも合わせやすいところ。前髪が伸びてもアレンジしやすく、ふんわりと柔らかな印象を与えてくれると、ここ数年、トレンドの前髪スタイルとして注目を集めている。
しかし、なかにはプロのように上手にスタイリングできない…と悩んでいる人もいるのでは? そこで、今回はカーテン・バングのオシャレなスタイリング方法を紹介。その詳しい方法を人気ヘアスタイリストのジェシカ・シャキルが米Makeup.comで解説した。
ステップ1.髪が濡れているうちに左右に分ける
カーテンバングを上手にスタイリングするコツは、できるだけ早い段階から正しい方向に前髪を流すこと。ジェシカは「シャワーを浴びたら、土台作りのためにすぐに前髪を左右にブラッシングしたほうが良いわね」とアドバイス。
また、ドライヤーで乾かす前にヘアセラムやヘアバーム、または熱保護スプレーをあらかじめつけておくのもオススメ。ドライヤーの熱ダメージから髪を守りつつ、スタイリングをしやすい状態にしてくれるという。
ステップ2.左右交互に乾かす
ジェシカによると、前髪はクセがつきやすいため、髪全体を乾かす場合でも、まず前髪から乾かしていくのがポイント。なかでもクセがつきやすいカーテンバングは、左右交互に乾かしていくのが良いそう。
「先に右の前髪をブローしてから、次に反対側の左の前髪をブローする。これを何回か繰り返して、前髪を40〜50%ぐらい乾くようにして」と話すジェシカ。このとき、根元から毛先の向かって乾かすことで、ふんわりした前髪になるとも話している。
ステップ3.ロールブラシで形を整える
前髪がある程度乾いてきたら、今度は細めのロールブラシを使って形を整えていく。
ジェシカは「まずロールブラシを前髪に当てて、根元から前方に向かって引き上げる。次に(ドライヤーを当てながら)ブラシを回転させ、(髪を流したい方向に)顔から離すようにスライドさせて」と説明。先ほどブローした時と同じように、左右交互に行なうとキレイに仕上がるそう。
最後に、ボリュームアップスプレーを前髪全体に吹きかけたら、トレンドのカーテンバングの完成。ワンポイントアドバイスとして、ジェシカは「カーテンバングをリフレッシュしたいときは、前髪の両端を少しねじってみるのも良いよ」と助言。なんでも毛先をねじることで束感が生まれ、オシャレな印象に仕上がるのだとか。
トレンド感満載のオシャレなカーテンバング。プロのスタイリング方法をマスターして、ヘアスタイルをアップグレードさせてみて。(フロントロウ編集部)