初の黒人バットウーマンが活躍
ドラマ『BATWOMAN/バットウーマン』は、バットマンなきゴッサムシティで新たなるヒーローであるバットウーマンが悪と闘う物語。DCコミックスで初めてLGBTQ+のヒーローが主人公のドラマとして大きな反響を呼んだ。
シーズン1でバットウーマンとなるケイト・ケインを演じたルビー・ローズは、シーズン2の制作が決定後、惜しくも身体的な不調を理由に降板することが決定。シーズン2ではルビーの後継者として、ドラマ『MACGYVER/マクガイバー』や『ゴッド・フレンディッド・ミー』などのドラマを中心に活躍し、バイセクシャルであることを公言しているジャヴィシア・レスリーがバットウーマンことライアン・ワイルダー役に抜擢された。
史上初めて黒人俳優がバットウーマン役になるシーズン2は、シーズン1のバットウーマンの設定をうまく利用しながら新しい物語を紡いでいくことになるということで注目を浴びていたが、このたび気になるシーズン2のあらすじが発表された。
どうなる?『バットウーマン』シーズン2のあらすじ
『バットウーマン』シーズン2のエピソード1のサブタイトルは、「ケイト・ケインに何が起こったのか?(What Happened to Kate Kane?)」。ケイト・ケインとは、シーズン1でルビーが演じたバットウーマンの本名で、ドラマの『バットウーマン』ファンにとって最大の疑問について触れていくよう。
公式発表されたあらすじは以下の通り。
ケイトの友人や家族は、ケイトがまだ見つかるかもしれないと希望を持ち続けていた。そんななか、25歳のホームレスであるライアン・ワイルダーがケイトのバットスーツを見つける。
もう被害者でいるのは嫌だと考えたライアンは、身を守るためにそのスーツを使うことに。ゴッサムの街に新たに現れた、フォルス・フェイス・ソサエティと呼ばれる新しいギャングのメンバーを倒していく。
一方、ジェイコブ・ケイン(ケイトの父親)とルーク・フォックス(ケイトの協力者)はケイトの捜索を開始。メアリー・ハミルトン(ケイトの協力者)はまた家族を失ったことと格闘し、ソフィー・ムーア(ケイトの元恋人)は伝え残したことがあるまま初恋の人と離ればなれになってしまったことに苦悩している。そしてアリス(ヴィラン)は、自分が復讐を果たす前に他の誰かがケイトに手を出したことに激怒している。
ゲスト出演のウォーレン・クリスティ演じる“ブルース・ウェイン”は、ケイトを探していると見せかけて戻ってくるが、実は彼はスーツを取り戻したいだけであった。『バットウーマン』のシーズン2では、偽物の“バットウーマン”と“バットマン”の壮絶な闘いが幕を開ける。
さらに、オフィシャルのライアン・ワイルダーのキャラクター設定によると、ライアンは「ケイト・ケインとは似ても似つかない」人物だそうで、ケイトのバットスーツに出くわす前に、ゴッサムシティで路上生活や麻薬の運び屋として何年間も生きてきたのだという。本編の始まりでライアンは18か月の刑務所から解放された直後だというだけに、かなりワイルドな過去がある人物のよう。
ジャヴィシアが主演となる『バットウーマン』のシーズン2は、2021年1月に全米放送が予定されている。(フロントロウ編集部)