グリーンヘアをキープ続ける理由
史上最年少の18歳にして、女性として初めて第62回グラミー賞の主要4部門(年間最優秀レコード、年間最優秀アルバム、年間最優秀楽曲、最優秀新人賞)を制覇するという偉業を成し遂げたシンガーのビリー・アイリッシュ。
そんなビリーのトレードマークと言えば、大ヒットしたシングル「bad guy」のMVでおなじみのネオングリーンのヘアスタイル。初めてグリーンヘアを披露したときには、多くのファンが熱狂し、セレブのなかにも真似する人が出るほどの一大ブームを巻き起こした。
しかし、2年以上もの月日が流れると、世間は“飽き”を隠せなくなったのか「なんで、いつまでも髪色を変えないの?」と批判に転じるように。そんな心無いコメントらに対し、ビリーは自分が髪色を変えないのは、精神的にうまくいっているからだと説明。
「これ(グリーンヘア)は、私が13歳の時から今までで、一番長く同じ色をキープし続けられたものだし、私の精神的な安定と成長に繋がっている。だから放っておいて」と、グリーンヘアがメンタル面でも大きな支えになっていると明かし、これ以上触れないでほしいとつづった。
2月に髪色を変えると宣言?
しかし、それでもビリーの髪色への批判はなかなか減らないのか、しまいには「いまみんなのためにアルバムを作っているの!もし私の髪をからかうのをやめないなら、(アルバムを)出さないからね!」と、まさかのアルバムを盾に、冗談交じりに自分の髪色についてこれ以上からかうのはやめてほしいとお願いする始末に。
そんな髪色への批判に悩まされているビリーだけれど、実は、2月にApple TV+で公開予定のドキュメンタリー映画『ビリー・アイリッシュ:世界は少しぼやけている(原題:『Billie Eilish: The World’s A Little Blurry(原題)』)の配信がスタートされたら、「いまの髪型を変えるつもり」とサラッと明かした。
インスタグラムのストーリーズで、ビリーは「ドキュメンタリーが出たら(髪型を)変えるつもり。ひとつの時代が終わって、みんなに新しい時代を届けようと思う」と話し、続けて「発表したいこともあるし、いろいろあるんだけど。とにかく、もう私の髪は放っておいて。ずっと言い続けているけれど、好きにさせて。黙ってて」と、しつこく髪色に言及し続ける人たちに対して念を押した。
はたして、2月になったらどんな髪色やヘアスタイルを披露してくれるのか。いまからビリーのヘアスタイルが待ちきれない。(フロントロウ編集部)