くすみにアプローチするスキンケア成分って?
顔色が悪く見えたり、実年齢より高く見えたりする肌のくすみを解消したいとき、肌をトーンアップする方法はいろいろあるけれど、美肌のプロによると、大切なのはくすみにピンポイントでアプローチしてくれる成分をスキンケアに取り入れること。くすみケアにぴったりな成分を伝授してくれるのは、多くのセレブに支持されるフェイシャリストであり、リアーナが手掛ける「フェンティ・スキン(Fenty Skin)」のグローバルアンバサダーを務めるスキンスペシャリストでもあるショーン・ギャレット。

フェイシャリストとして働くなかで、くすみやニキビ、ツヤ不足などクライアントごとに異なる肌の悩みに合ったスキンケアを日々提案しているというショーンは、自身のインスタグラムでもスキンケアについての知識や情報を発信して、高い人気を集めている。そんなショーンが、肌のくすみにアプローチしてくれるオススメの成分を米メディアThe CUTで明かした。
発酵成分入りのスキンケア製品を取り入れる
日本酒や米、コンブチャなどここ数年スキンケア成分としてもよく耳にする発酵成分。自身もこの成分を毎日のスキンケアに取り入れているというショーンは、「発酵成分入りのエッセンスを使うようになってから、間違いなく肌が明るくなったと思う」とコメント。そのトーンアップ力に驚いたという。

発酵成分は、発酵の過程でその素材がもともと持っている肌への効果や浸透力をより高めながら、さらにはアミノ酸やミネラル、抗酸化物質など肌に必要な成分を生成する働きがある。この働きにより、ターンオーバーや肌のキメの乱れや乾燥など、くすみの原因となる肌のトラブルに素早くアプローチしてくれるそう。
抗酸化物質入りのアイテムをチョイス
そしてもうひとつ、くすみの解消効果が期待できるのが、強力な抗酸化物質。ショーンのオススメはナイアシンアミドやレスベラトロールで、「健康的で明るい肌を目指すなら、ナイアシンアミドなどの抗酸化物質が豊富な美容液や化粧水を取り入れてみるといい」とアドバイス。これらの強力な抗酸化物質には、くすみの原因となる「角質肥厚」を解消する働きがあるのだという。

角質肥厚とは、メラニンを含む古い角質が肌の表面に積み重なって厚くなる現象のことで、これにより透明感が減って肌がくすんでしまう。強力な抗酸化物質が含まれるスキンケアは、この角質肥厚にアプローチして肌をトーンアップさせるほか、乾燥やフリーラジカルなど複数のくすみの原因にも働きかけてくれるため、色んな方面からくすみケアをすることができるのだという。
くすんだ肌を自然な肌トーンに近づけるスキンケア。くすみが気になるときには、成分に着目してスキンケア製品を選ぶようにしてみては。(フロントロウ編集部)