リアリティスターのカイリー・ジェンナーが自身のコスメブランドであるカイリー・スキン(Kylie Skin)からハンドサニタイザーを発売するも、パンデミックから利益を得ようとしているとして一部から批判を集めている。(フロントロウ編集部)

カイリー・ジェンナーがハンドサニタイザーを発売

 リアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』で有名になり、コスメブランドのカイリー・コスメティックス(Kylie Cosmetics)で大成功を収めた実業家としても知られているカイリー・ジェンナーが、自身のスキンケアブランドであるカイリー・スキン(Kylie Skin)より新たなアイテムとしてハンドサニタイザーを発売した。

 新型コロナウイルスの感染予防策として頻繁な消毒が必要となっているなかで、ハンドサニタイザーは今の生活に不可欠なアイテムの1つとなっているけれど、カイリー・スキンから発売されたこのハンドサニタイザーは、グリセリンが含有されているため、手がベタつくことなく使うことができるものとなっており、7ドル(約770円)で発売されている。

一部の人々から批判が寄せられることに

 しかしながら、ハンドサニタイザーの発売を発表したSNSへの投稿には、「ついにだ! 発売されるのをずっと待ってた」のようなファンからの歓喜のコメントが多く寄せられている一方で、一部の人たちからは、およそ649億円(5億9,000万ドル)を稼いで2020年に最も稼いだセレブとなったカイリーが、コロナ禍でさらに利益をあげようとしていることを批判する声も寄せられている。

 あるツイッターのユーザーは、新型コロナウイルス禍で多くの人たちの収入が減少しているなかでカイリーがさらに収益を得ようとしていることを批判して、「カイリー・ジェンナーは言ったの。『10億ドルじゃ足りない(爆笑)。パンデミック禍で貧しい人たちを利用させてもらおう』って。もし本当に支援したいなら、タダで作るか、さもなければ作らないで」とツイート。

 また、別のユーザーは、「これは冗談? 世界的なパンデミックの中で本気でお金にしようとしているの? 最悪だよ!」とツイートしている。

 一方で、パンデミックが発生したなかで、人々の新たな需要に応えるためにハンドサニタイザーを発売し始めたのはカイリーだけではないと擁護する声も寄せられており、ユーザーの1人は、「カイリーを嫌だとは思わない。多くの会社がハンドサニタイザーを作っていて、良い商品もあれば悪い商品もある。称賛されているところもあるなかで、カイリーも同じことをして、批判されている。ビジネスを(新しい生活様式に)順応させることは良いことだし、カイリーがしたのはそういうこと」と指摘している。

 とはいえ、カイリーは今回コロナ禍で収益をあげようとしていると一部から批判を集めている一方で、2020年4月には、母親であるクリス・ジェンナーと共に、およそ2.7トン分のハンドサニタイザーをカリフォルニア州の病院に寄付していた。(フロントロウ編集部)

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