ゼイン・マリクが新曲リリースを発表
イギリス発のボーイズグループ、ワン・ダイレクションを2015年に電撃脱退して以来、ソロシンガーとして活動しているゼイン・マリクは、2016年に1stアルバムの『Mind of Mine(マインド・オブ・マイン)』、2018年に2ndアルバムの『Icarus Falls(イカルス・フォールズ)』をリリース。
モデルで恋人のジジ・ハディッドが2人の長女を出産した2020年9月には、来たる3rdアルバムからの先行シングルとなる「Better(ベター)」をリリースし、王道でスウィートなR&Bソングでファンたちを陶酔させた。
それから3カ月と少しが経った、米現地時間の1月7日、ゼインが突然「Tomorrow(明日)」というひと言が添えられた1本の動画を公開。
— zayn (@zaynmalik) January 7, 2021
劇場の幕が上がるワクワク感を掻き立てる映像とともに、3rdアルバムからの第2弾シングルとなる楽曲のリリースを静かに告知した。
新曲のタイトルは「Vibez(バイブズ)」
ゼインのSNSでは、記事執筆時点ではまだ正式告知されていないものの、英Wonderlandやアジア版のBandwagon、Popcraveといった海外メディアが報じたところによると、新曲のタイトルは「Vibez(バイブズ)」。
Apple Musicと提携する歌詞共有サイトGeniusには、すでに「Vibez」のカバーアートと歌詞が掲載されており、冒頭の歌詞は和訳すると以下のようになっている。
「もう待たせないでくれ/一晩中、君と距離を縮める瞬間を待ってたんだ/僕が君を好きだってもう分かってるはず/バイブスがわかるだろ、あのバイブスだよ/雰囲気に浸ってごらん/もしも早すぎるなら、ゆっくり行こう/ベイビー、僕のために失ってくれ 平凡さなんて」
ニューアルバムは1月15日にリリース
セクシーな歌詞が並ぶ「Vibez」のリリースにくわえて舞い込んだのが、前作から約2年1カ月ぶりとなる3作目のアルバムが発売されるという情報。
1月15日に発売されるという同作のタイトルは『No Body is Listening(ノーバディー・イズ・リスニング)』。
『Nobody is Listening』は、すでにリリースされている「Better」と、8日にリリースされる「Vibez」を含む計11曲からなる作品で、Bandwagonが入手した声明によると、ゼインは同作の全トラックにおいてクリエイティブ面での主導権を握ったといい、彼が「これまで作りたかった音楽を作ることができた」とのこと。
英Entertainment Dailyとの最新のインタビューで、ゼインはニューアルバムに関して「これまでで一番パーソナルな作品」と説明。このことからも、『Nobody is Listening』には、恋人のジジや、もしかしたら名前や顔を公開していないジジとの愛娘について歌った楽曲も収録されているのではないかと推測できる。
ファンたちは「ZEIN IS COMING(ゼインが来る)」、「ゼインが2021年を救いに来てくれた!」とSNS上で大騒ぎ。一時はゼインの関連ワードがトレンド入りするほどだった。
新曲「Vibez」がどんな楽曲なのか、そしてニューアルバムがどんな作品となっているのか、その答えは、多くの人々が予想していたよりも早い1月中にわかる。(フロントロウ編集部)