MVの監督がオリヴィア・ロドリゴについて語る
Disney+ (ディズニープラス)のドラマ『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』のニニ役でブレイクを果たした俳優でシンガーソングライターのオリヴィア・ロドリゴが1月8日にリリースし、記録ずくめのヒットとなっているデビューシングル「ドライバーズ・ライセンス(drivers license)」のミュージックビデオで監督を務めたマシュー・ディロン・コーエンが、米Billboardとのインタビューで弱冠17歳のオリヴィアとの仕事を振り返り、プロ意識の高さに賛辞を寄せた。
マシューは、2016年から2019年にかけてディズニー・チャンネルで放送されたオリジナルドラマ『やりすぎ配信! ビザードバーク』に出演していた経歴を持つオリヴィアとの仕事について振り返り、「彼女が11歳か12歳の頃から長い間、映画業界にいることは知っていました」とした上で、「本当にプロフェッショナルなのです。自分できちんと自分のブランディングができていますし、素晴らしいと思いました」と称賛。
「というのも、アイディアのほとんどは彼女自身が持ってきたものですし、新しいことを生み出し、それを試そうとする熱意を持っているのです。彼女は現場ですごく的確なディレクションをしてくれました。曲には明確な物語があると思いますし、特別何かをする必要もなかったので、彼女との仕事は素晴らしいものでしたし、協力的なものでした。彼女はあらゆる側面に参加していたのです」とマシューは続けて語り、オリヴィアが積極的にビデオの制作にも携わっていたことを明かした。
インタビューのなかで、マシューは、ビデオでオリヴィアの首にスマートフォンを模したスクリーンが投影される演出についても言及しており、これもオリヴィア本人のアイディアだったことを明かしている。この演出によって「物語の中で小さな(もう一つの)物語を伝えることができた」とした上で、「それらのミニ映像たちは、彼女が自分のiPhoneで撮影したものです」とマシュー。「音楽と合わさったことで、イメージはとてもパワフルなものになったと思います」と続けて振り返った。
「drivers license」のミュージックビデオはこちら。
(フロントロウ編集部)