ゴールデン・グローブ・アンバサダーが決定
米時間2月28日に開催が予定されているゴールデン・グローブ賞授賞式。ゴールデン・グローブ賞は、世界3大アワードのうちの1つで、アカデミー賞の前哨戦として注目を集め、毎年世界各国の人が鑑賞している。
そんなゴールデン・グローブ賞授賞式には、毎年2世セレブが「ミス・ゴールデン・グローブ」という名前でステージ上の受賞者をエスコートしており、過去には俳優のドン・ジョンソンの娘で今や自身も人気俳優としての地位を確立しているダコタ・ジョンソンをはじめ、ブルース・ウィリスとデミ・ムーアの娘であるルーマー・ウィリスやシルベスター・スタローンの娘であるシスティーン&ソフィア&スカーレット・スタローンなどが担当してきた。
しかし、2018年からは「ミス・ゴールデン・グローブ」から「ゴールデン・グローブ・アンバサダー」に名称が変更され、2020年はピアース・ブロスナンの息子であるディラン&パリス・ブロスナンが受賞者をエスコートした。
そして2021年は映画『マルコムX』や『ブラック・クランズマン』で知られる映画監督のスパイク・リーとプロデューサーのトーニャ・ルイス・リーの子供であるサッチェル・リーとジャクソン・リーが抜擢された。今回、サッチャルとジャクソンがゴールデン・グローブ・アンバサダーの歴史を変えることに。
じつはこれまでの歴史の中で有色人種の姉弟がアンバサダーに選ばれたことがなく、さらにジャクソンは初めての黒人男性のアンバサダーとなった。
有色人種の姉弟として初めてアンバサダーを務めるサッチェルは「自分たちにとって大事なコミュニティに注目を集める物語を語ってきた父親のレガシーを私たちが引き継げることを誇りに思います」とプレスリリースで語った。
2月28日にザ・ビバリー・ヒルトン・ホテルから放送されるゴールデン・グローブ賞授賞式は、ゴールデン・グローブ・アンバサダーにも注目したい。(フロントロウ編集部)