2030年までのグローバルな目標として、日本を含めた世界各国の政府や企業・団体が取り組んでいるいるSDGs(持続可能な開発目標)。SDGsって一体何? “持続可能な開発”とはどういう意味?そして、17もある目標を簡単に理解する方法は? フロントロウ編集部が解説。

SDGs(持続可能な開発目標)とは

何の略?読み方は?

 Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略。エスディージーズと読む。

画像: 何の略?読み方は?

いつ、誰が、何のために作った?

 日本を含め193の国連加盟国が参加した2015年の国連サミットで、2030年までに目指したい持続可能(サステナブル)な世界を達成するために採択された。SDGsには「17の目標」がある(その中にさらに「169のターゲット」と「232の指標」が存在する)。

画像: www.unic.or.jp
www.unic.or.jp

持続可能(サステナブル)な開発ってどういう意味?

 簡単に言うと、未来の世代が必要とするものを奪わずに現代の世代が必要とするものを提供して社会を発展させていくということ。

SDGsの達成で作りたいのはどんな社会?

 健康・教育・最低限の生活水準といった基本的な人権の保証がある環境のなか、地球環境を壊すことのなく、サステナブルな方法で経済や社会を発展させていくことがSDGsのゴール。

17の目標は「5つのP」に分類できる

 17の目標が掲げられているSDGs。これらは、5つのPで始まるカテゴリーに分けると理解しやすい。

People(ピープル/人間)

すべての人が基本的な権利と尊厳を保証された環境で自分の可能性を最大限に発揮できる世界にしたい。

画像: People(ピープル/人間)

Planet(プラネット/地球)

サステナブル(持続可能)な消費と製造、天然資源のサステナブルな管理、地球温暖化への早急なアクションを通して地球と自然環境を守りたい。

画像: Planet(プラネット/地球)

Prosperity(プロスペラティ/繁栄)

すべての人が豊かに満たされた人生を楽しめるように、自然と調和を取りながら経済・社会・テクノロジーを発展させたい。

画像: Prosperity(プロスペラティ/繁栄)

Peace(ピース/平和)

恐怖や暴力のない、平和でインクルーシヴな社会にしたい。

画像: Peace(ピース/平和)

Partnership(パートナーシップ/協力)

すべての目標を達成するために、すべての国・団体・人々がパートナーとして一致団結して協力する。

画像: Partnership(パートナーシップ/協力)

SDGsを理解するための参考リンク

■動画で分かりやすく学びたい人におすすめ

■17の目標についてもっと詳しく知りたい人におすすめ

■日本政府の取り組みについて知りたい人におすすめ

(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.