手持ちのアイシャドウを、より美しく見せる塗り方や仕上がりを変える使い方をメイクのプロが伝授。アイメイクの幅が広がるアイシャドウのお役立ちテクニックをチェック。(フロントロウ編集部)

プロがオススメするアイシャドウの使い方

 アイシャドウはポイントメイクのなかでも、メイクのできばえを左右するほど重要なメイクだけれど、そのわりにいつも同じように塗ってしまいがち。

画像: プロがオススメするアイシャドウの使い方

 そんないつものアイメイクをアップデートしたいなら、取り入れるべきはプロの技。ちょっとしたコツを知ることで、アイシャドウメイクのクオリティはぐっとアップするという。

 プロはアイシャドウメイクではどんなことを重視しているのか、フロントロウがこれまでに紹介したテクニックの中から、簡単にできて仕上がりも変わる3つのコツをご紹介。

目の形に合ったグラデをつくる

 メイクのプロは、複数カラーを使ったグラデアイをつくるとき、目の形に合わせてグラデーションのつくり方を変えているという。なぜなら、そうすることで目元をより美しく強調することができるから。丸目とタレ目、アーモンドアイのそれぞれのタイプに似合う3つの塗り方をメイクアップアーティストのブレット・フリードマンが明かした

画像1: 目の形に合ったグラデをつくる

 丸い目は、目頭から目尻にかけて色が濃くなる「横グラデ」が好相性。横グラデにすることで、目の縦幅ではなく横幅が強調されて丸い目が切れ長に近づくため、バランスの良い目元になるという。さらにブレットは、より横幅を強調するため、まぶたのキワにも締め色をプラスすることをオススメ。

 タレ目に合うのは、アイホールから目のキワにかけて色が濃くなる「縦グラデ」。ブレットによると、縦グラデには目の上の方に視線をひきつける視覚効果があるため、タレ目が少しつりぎみになり、バランスが調整されるという。

画像2: 目の形に合ったグラデをつくる

 比較的どんなグラデでも印象的に仕上がるのが、アーモンドアイ。より印象的な目元にしたいなら、「横グラデ」で奥行きと立体感を出すといいそう。ただし、横幅を極端に強調する必要はないので、まぶたのキワの締め色はなくてもOKなのだとか。

理想の仕上がりに応じたツール選び

 どんなツールでアイシャドウを塗るかも、プロがこだわっているポイントのひとつ。メイクアップアーティストのケリー・J・バートレットは、求める仕上がりのイメージに合わせてツールを変えるようにしているそうで、高発色、ナチュラル、キラキラを強調という3つの仕上がりに合わせた塗り方を伝授

画像1: 理想の仕上がりに応じたツール選び

 発色をよく見せるのにぴったりのツールは、硬めの毛が密集した高密度のブラシ。一気に多量のアイシャドウを含み、広がらずに塗りたい部分だけにピンポイントで塗れるため、高発色な仕上がりが叶うという。

 ナチュラルな印象になるのが、毛が柔らかめでふわふわのブラシ。このタイプは、一度でまぶたの広い範囲にふんわりとアイシャドウを塗ることができ、肌になじんだ自然な仕上がりになるのだとか。

画像2: 理想の仕上がりに応じたツール選び

 あえてツールを使わないことがオススメだというのは、ラメやパールなどのきらめきを強調したいとき。ケリーいわく指で塗ることでまぶたにしっかり密着するため、きらめきが目立ちやすくなるそう。

ブレンドでしっかりなじませる

 アイシャドウを塗ってから十分にぼかすブレンドは、多くのプロが重視しているステップ。メイクアップアーティストのパトリック・タは、アイシャドウが浮いて見えないようキレイになじませるコツとして、アイシャドウをブレンドするタイミングとブラシの動かし方にこだわっていると明かした

画像: ブレンドでしっかりなじませる

 複数色のアイシャドウを使うときにはすべてを塗ってからブレンドをしがちだけれど、パトリックは1色塗るごとにブレンドしているという。そうすることで、色の境界線がない自然な目元をつくれるよう。

 ブラシの動かし方は、小さな円を描くように動かす「渦巻き塗り」と左右に往復させるように横に動かす「ワイパー塗り」を、グラデのタイプに応じて使い分けているという。パトリックは、目頭から目尻にかけて色が濃くなる横グラデなら渦巻き塗り、アイホールから目のキワにかけて色が濃くなる縦グラデならワイパー塗りを取り入れるようアドバイスした。

 いつも使っているアイシャドウの仕上がりをよりよくする3つのポイント。ぜひ取り入れて、その違いを確かめてみて。(フロントロウ編集部)

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