白マスクで肌がくすむのはなぜ?
新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、今や日常生活に欠かせないものとなったマスク。ファッションの一部として、手作りの布マスクやカラーマスクなど、様々な種類のマスクが登場するなか、最も使用率が高いとされているのは、不織布などの「白マスク」。

どんな服装とも合わせやすく、清潔感のある印象を与えてくれる一方で、白と対比した時に顔色がトーンダウンしやすく、暗くくすんで見えてしまうのが難点。そこで、今回は白マスクを着用した時でもパッと明るく、血色がよく見えるメイクのコツをプロが紹介。
1.暖色系アイシャドウで血色感をプラス
マスクをすると、しっかりメイクをしても目元しか見えないため血色感が不足しやすく、顔色が悪く見えやすいもの。
そんなときにプロがオススメしているのは、ピンクやピーチなどの「暖色系アイシャドウ」を使うこと。ニューヨーク在住のメイクアップアーティストのシンドル・Kいわく、チークをつけなくても顔全体に血色感を与えてくれるそう。

でも、まぶたが腫れぼったく見えるかも…と心配の人は、ブラウン系のアイシャドウやアイライナーで目元を締めるのもアリ。ふんわり優しい印象をキープしつつ、目力のあるメイクに仕上がると米Allureで話している。
2.ハイライトで目の周りをトーンアップ
白マスクは、肌との対比で目の下のクマが目立ちやすく、顔全体がくすみがち。そんな肌のトーンアップに便利なのは「ハイライト」。

メイクアップアーティストのケルシー・ディーニハンによると、目頭やまぶたの中心、眉山の下、ほほ骨の高い位置にハイライトをのせるだけで、目の周りに視線が集中して、パッと明るい印象になると米Real Simpleで説明。なかでも、目元に今っぽい濡れツヤ感を与えるクリームハイライトやリキッドハイライトを使うのがオススメなのだとか。
3.アイライナーで目の横幅を伸ばす
白マスクをするときに、もう1点気をつけたいのは、アイライナーの引き方。なんでも、白マスクをすると、目幅が短く見えることがあるのだとか。

そのため、メイクアップアーティストのヌール・アガは「マスクをするときは、ウォータープルーフのリキッドアイライナーを使って、少し横幅を長めに引くといいよ」と米Refinery29でアドバイス。もし、跳ね上げアイラインが好みではない人は、目のキワに沿って細くアイラインを引くだけでも、目の輪郭を強調できるともアドバイスした。
まだまだマスクが手放せない今日この頃。マスクメイクのポイントをしっかりおさえて、きれい&こなれ感のあるマスク美人を目指してみて。(フロントロウ編集部)