マーベル俳優からメイクを学んでいる?
1月15日より動画配信サービスのDisney+ (ディズニープラス)で日米同時配信されたドラマ『ワンダヴィジョン』で主演のワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ役を務める人気女優のエリザベス・オルセン。
ごく自然で飾らない、ナチュラルな美貌の持ち主で知られるエリザベスだけれど、実は俳優になるまで、あまりメイクを意識してこなかったという。
ドラマ『フルハウス』の出演で一躍大人気になった双子のメアリー・ケイト・オルセンとアシュレー・オルセンを姉に持つエリザベスは「母と姉があまりメイクをしていなかったから、私は仕事を通してメイクを学んだの」と米メディアAllureでコメント。「あまりたくさんメイクをしているように見せたくない」とも話しており、基本的にスキンケアなどにお金をかけることが多いそう。
そんなエリザベスにメイクの仕方を教えてくれたのは、なんとマーベル作品で共演した俳優たち。しかも、男性の共演者からメイクを学ぶことが多かったと明かした。
メイクの先生は、俳優のポール・ラッド
ボビイ ブラウンのYoutubeチャンネルに登場したエリザベスは、5分以内で出来る簡単メイクのコツを紹介。その動画のなかで、マーベル作品の共演者たちから学んだメイクテクもさらりとシェアした。
スキンケアを終え、ファンデーションも塗り終わったエリザベスは、次のステップとして、目の下のクマをカバーするためにコンシーラーを用意。このとき、エリザベスは「コンシーラーを塗るときは、4番目の指(薬指)を使っている。5本指の中で一番力が入りにくい指だからね。あと、目の周りは敏感だから。この方法は、ポール・ラッドかマーク・ラファロから教えてもらったと思う」と告白。
さらにメイクを進めているうちに、エリザベスは「メイクをしていると、リップが乾燥してくることがあるでしょ。そんなときは、ボビイ ブラウンのエクストラ リップティントを使うの。唇を保湿しながら、ほんのり色づくんだ。ちなみに、このリップはマーク・ラファロが教えてくれたの」と説明。
ほかにも、チークをつける場面では「血色感がほしいときは、このクリームチークがオススメ。薬指に少しのせて、りんごのほっぺ(頬の1番高い位置)につけてなじませるの。これはポール・ラッドが教えてくれたかな」とも明かした。
動画の最後で、エリザベスは「これが私のモーニング・ルーティン。ありがとう、ボビイ ブラウン。そして何よりありがとう、ポール・ラッド」の言葉で締めくくった。
実はメイクに詳しいマーベル俳優たち
ご存知の通り、エリザベスの会話に登場する俳優のマーク・ラファロは、MCU映画『アベンジャーズ』シリーズに登場するブルース・バナーことハルクを演じており、俳優のポール・ラッドはアントマンを演じている。
また別の動画では、ソーを演じる俳優クリス・ヘムズワースからマスカラの塗り方を教わっているともジョーク交じりに話している。
ちなみに、同じくMCU映画『アベンジャーズ』シリーズでホーク・アイを演じていた俳優のジェレミー・レナーは、俳優の仕事が軌道に乗る以前は、メイクアップアーティストとして活躍していた時期もあったという。
仕事柄、メイクをする機会が多いマーベルの人気俳優たち。お互いにメイクを教えあうなど、思わぬところでもキャスト間の仲の良さが伝わってくる。(フロントロウ編集部)