マクドナルドの朝マックが思わぬトラブルを引き起こす
ソーセージマフィンやホットケーキ、ハッシュポテトなど、日中とは違ったメニューを楽しめることから人気が高い、マクドナルドの朝マック。しかし、「朝マック」という名前の通り、注文できるのは朝限定で、国によって締め切り時間は違うが日本は午前10時半、イギリスでは午前11時までと決まっている。
そんななか、イギリスのマクドナルドでこの朝マックをめぐってとんでもないトラブルが起きていたことが明らかに。
先日、イギリス在住のある女性が朝マックを買いにマクドナルドへ行ったところ、ドライブスルーの列が長すぎて、自分の番が来る前にタイムリミットである午前11時をオーバー。ようやく自分の番になり、お目当ての朝マックを注文するも、案の定、店員から朝マックは終了したことを告げられてしまった。
“ダメ元で一応食い下がってみる”という人もいるかもしれないが、それでも無理なら別のものを注文するか、何も注文せずに帰るという人がほとんどではないだろうか? しかし、朝マックを頼めないという事実を受け入れることができなかった女性客は思いがけない行動に出る。
午前11時を過ぎていたのだから「朝マックの注文は受け付けられない」という店側の主張は何も間違っていないが、それを不当だと感じた女性客はなんと警察に通報。電話越しに事情を説明するも、当然、彼女の主張が受け入れられるわけもなく、逆に誤った理由で通報したことを注意されてしまったそう。
その後、この件に対応した部署に所属する捜査官は、市民への戒めの意味も込めて、この日の出来事をツイッターに投稿。“このようなことで警察の手を煩わせないように”と呼びかけた。
A call @11.30 this morning from an angry lady who stated that due to the queue at the McDonalds drive thru in EG, by the time she got to the window the breakfast service had stopped and she couldn't order a breakfast. The lady was given words of advice about ringing the Police pic.twitter.com/y2upJsL8K6
— Inspector Darren Taylor (@InspectorDarren) January 21, 2021
ちなみに、今回の件は完全に警察の仕事の範囲外だったが、現在、一部地域で3度目のロックダウン(都市封鎖)が実施されているイギリスでは、ルールを破ってマクドナルドに朝マックを買いに行った客が、“正当な理由”で警察のお世話になった例もある。(フロントロウ編集部)