ブレイク・ライブリーが今になって気づいたことを明かす
ドラマ『ゴシップガール』のセリーナ・ヴァンダーウッドセン役で一躍人気セレブの仲間入りを果たしたブレイク・ライブリーが、産後の体形変化への率直な思いを自身のインスタグラムに綴った。
夫で俳優のライアン・レイノルズとのあいだに3人の子供を持つ母であるブレイクは、第3子を出産後、体形に合う服が見つからず苦労したそうで、「どのブランドにも産後の私の体形に合うサンプルがなかったから、LANVIN(ランバン)のシャツとNET-A-PORTER (ネッタポルテ)で購入したドレスを合わせて、この可愛いコーディネートを完成させたの」というコメントとともに、昨年1月にトーク番組『The Tonight Show(原題)』に出演した時の写真を紹介。
「お店で売ってる服も合わないものが多かった。もうそれはたくさんの服が(合わなかった)。ブランドが提供する服に自分の体形が合わないのは、女性に対してあまりいいメッセージとはいえないんじゃないかな。疎外感と戸惑いしか与えないと思う」と言うと、さらにこう続けた。
「1年後に振り返ってみて、当時の自分が今の自分と同じように、(自分の体に)自信を持つことができていたら良かったのになと感じる。だってあの体は私の子供を産んでくれたんだから。赤ちゃんにとって必要な栄養もすべて作っていた。それって本当に奇跡だよね。(自分の体に対して)私は誇りに思うべきだったのに、自信を失ってしまった。体に合う服がなかったっていうだけで。今振り返ると馬鹿げてた」
ボディ・ポジティブ(※)が浸透し、これまで以上に多様性が重視されている今の世の中でサイズが合う服がないことも問題だが、それ以前に服のサイズが合わなかったというだけで、自分の体を悲観的な目で見てしまったことを、今では後悔しているというブレイク。
※「ありのままの美しさを受け入れよう」、「どんな体型も美しい」と自分自身の体形に自信を持ち、肯定しようと呼びかけるムーブメント。
第3子を妊娠している時に撮影したマタニティフォト。
この経験を通して、女性が自分の体に自信を持つためには、豊富なサイズ展開といったブランド側の改善も必要だと感じたようで、最後に、Megababe(メガベイブ)の創設者でボディ・ポジティブを推奨するケイティ・スタリノをはじめとする、女性を支援する企業の努力を称えると同時に、自分の好きなブランドに変化を求めることの大切さを訴えた。(フロントロウ編集部)