エリエールブランドの生理用品「エリス」を展開する大王製紙株式会社が、今回で3回目となる、世界の女の子たちへの支援活動「ハートサポートプロジェクト」を2021年2月1日より開始。(フロントロウ編集部)

ツイート1投稿で布ナプキン1枚の作製費を支援

 「ハートサポートプロジェクト」は、“チャレンジし続ける女の子を応援する”がコンセプトの生理用品「エリス コンパクトガード」の発売をきっかけに2018年に始まったプロジェクト。

 世界の女の子がおかれた環境について考えるきっかけになってほしいとの想いから、毎年「国際ガールズ・デー」にプロジェクトを開始し、2018年、2019年と実施。2020年は新型コロナウイルスの感染拡大により休止とし、2021年2月より3度目となるプロジェクトの実施を実現した。

画像: ツイート1投稿で布ナプキン1枚の作製費を支援

 そんな「ハートサポート2021」は、支援先をアフリカ・ケニアからアフリカ・ザンビアへと変更して、支援内容も新たに活動をスタート。

 今年はSNSのアクションを通じて、大王製紙と特定非営利活動法人AMDA社会開発機構が、布ナプキン作製を支援。誰でも参加できるこのプロジェクトは、Twitterでハッシュタグ「#ハートサポート」をつけてハートサポート活動に対する感想、またはザンビアへのメッセージを投稿すると、1件の投稿につき布ナプキン1枚の作製費が支援されるという仕組みになっている。

生理が女の子に及ぼす深刻な問題

 貧しい国では、生理用品が買えずにいる女の子が多くいる。生理用品が手に入らないことにより、学校を休まなければならず、その結果、授業についていけずに退学してしまい、職業の選択が狭まり、貧困化から抜け出せないというケースが多くある。月経は女の子の未来をも左右する深刻な問題。さらに、生理用品の代わりに古着や新聞紙など不衛生なものを使用することで感染症などの問題も発生している。

 「ハートサポート2021」プロジェクトでは、そんな女の子を支援すべく、繰り返し使える布ナプキンの提供をサポート。しかも、作製費の支援だけでなく、布ナプキンを作製し、配布・販売を行なうのも現地の女の子で予定されている。作製した布ナプキンを販売することによって収入を得る機会も生み出し、一過性ではない支援へとつなげていく。

衛生や性も学べるコミュニティースペース開設も

 さらに「ハートサポート2021」では、現地にコミュニティスペースを開設。このスペースは、布ナプキンの作製、配布、販売の場として活用されるだけでなく、健康相談や衛生知識を提供する場としても活用。

 生理を含む健康についての相談の場や、衛生や性についての知識が継続して提供される場をつくることで、生理用品の提供とともに衛生意識の向上にも取り組む。健康、衛生、性についての知識の普及は、男女間のあらゆる格差の是正にとても重要なもの。そして、女の子が正しい知識を身に着けることは、社会にも大きな影響を及ぼしていく。

 「ハートサポート2021」では物質的な支援だけでなく、そうした女の子たちを取り巻く環境が少しでも変わるよう、意識の改善にも取り組んでいく。

 Twitterでハッシュタグ「#ハートサポート」をつけた投稿でプロジェクトを広めるだけで、世界の女の子をサポートできるので、ぜひ「ハートサポート2021」に参加してみて。

「ハートサポート2021」プロジェクト

参加募集期間:2021年2月1日〜2021年3月31日
概要:Twitterでハッシュタグ「#ハートサポート」をつけてハートサポート活動に対する感想、またはザンビアへのメッセージの投稿を集計し、同数の布ナプキン1枚の作製支援を行なう。(参加受付は3,000件を上限とする)

支援先:ザンビア共和国 ルサカ市のスラム街(ジョージ地区)
特設サイト:www.elleair.jp/hs/

(フロントロウ編集部)

 

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