マイケル・B・ジョーダンがアマゾンのアレクサに
米アマゾン(Amazon)が、現地時間2月7日(日)に開催されるNFLのチャンピオンシップ、スーパーボウルで放送予定の限定CMを公開した。
音声で操作できるアマゾンのスマートスピーカー、Echo Dot(エコードット)を見て、「これ以上、(AIアシスタントの)アレクサにぴったりな容器はないと思う」と言う女性。
そんな女性の目に飛び込んできたのは、映画『ブラックパンサー』のエリック・キルモンガー役や、映画『クリード チャンプを継ぐ男』のアドニス・ジョンソン役でおなじみの俳優マイケル・B・ジョーダン。
ついさっきまで「これ以上ぴったりな容器はない」と言っていたのに、その瞬間、女性のなかに「アレクサの外見がマイケルだったら…」という願望が生まれる。そこで映像が切り替わり、Echo Dotではなくマイケルにイメチェンしたマイケル版アレクサが目の前に現れる。
毎年、米Peopleが発表している「最もセクシーな男性」の2020年度版で1位に輝いたマイケル版アレクサに完全に心を奪われてしまった女性。マイケルと触れ合いたくて無駄に料理をするなど、夫の存在も忘れてマイケルにべったりの女性に対し、マイケル版アレクサの行動も徐々にエスカレート。
「部屋を暗くして」というお願いにシャツを脱いで上半身裸になったかと思えば、なぜか女性と一緒に湯船につかりながら、リクエストされたオーディオブックを読んであげるなど、オーナーとアシスタントの域を超えた親密な関係になってしまう。けれど、結局、これらの出来事はすべて女性の妄想だったというオチでCMは終わる。
ちなみに、スーパーボウルは毎年1億人以上が視聴するアメリカ最大級のイベントで、中継の合間に流れるCM料は30秒で5億円とも言われている。しかし、今年はコロナ禍で業績が悪化した影響で、これまで常連だったコカ・コーラやアウディ、バドワイザーといった大手企業がCMの放送を取りやめた。(フロントロウ編集部)