眉毛を薄くするNG習慣とは?
毛量が少ない“薄眉”や隙間のある“まばら眉”などの眉の悩み。健康的な眉毛を育てようと、しっかりケアをしているのに、なんだかイマイチ改善されない…。それ、もしかしたら日頃のメイクやスキンケアに原因があるのかも。

ニューヨークのアイブロウサロン「ホーソーン・スタジオ(Hawthorne Studio)」に勤めるブロウエキスパートのアジ・サックスによると、眉を健康的に育てるためには、眉毛の周りに使用している製品やスキンケアの仕方にも気を配る必要があるという。
そこで、今回は眉を薄くさせるNG習慣と健康的な眉毛を育てるコツを米Well+Goodで紹介した。
1.洗顔料でゴシゴシと洗う
ウォータープルーフのアイブロウなど落ちにくいメイクを落とすとき、ついゴシゴシこすりたくなるけれど、実はこの行為はNG。
アジは「洗顔するとき、眉毛をゴシゴシこすりながらメイクを落とすと、眉毛が切れたり抜けやすくなったりする」と忠告。なんでも、こする頻度が多いと眉毛に負担がかかるのだとか。

続けて、アジは「眉毛の上やその周辺でスクラブ剤やピーリング剤を使用するのもオススメしない。毛の密度に影響を与えるからね」とコメント。そのため、比較的肌に優しいとされるグリコール酸や乳酸などのピーリング剤でも、眉毛には極力近づけないほうがいいとも話している。
2.眉に負担をかけるコスメを使う
近年、自然な「太眉」のトレンドが続いていることもあり、少なくまばらな眉毛でもふさふさに見えるソープブロウ(固形の石けんを使って眉毛の一本一本をコーティングする方法)やブロウラミネーション(眉毛パーマで美しい毛流れの眉毛に整える方法)が人気を集めている。
しかし、眉毛を健康的に育てたい場合は、これらのコスメや施術はなるべく避けたほうが良いそう。アジは「これらの製品は、眉毛をふさふさに見せるけれど、眉毛に負担をかける恐れがある。使いすぎると、眉毛が抜けやすくなり(眉毛に)隙間ができる原因になることもある」と説明。

もし、眉毛をふさふさに見せたい場合は、眉毛に負担をかけない軟膏などをスクリューブラシにつけて毛並みを整えたり、アイブロウパウダーで立体感を与えたりするのがオススメ。アジは「とくに軟膏は保湿力も高いから、スタイリング時に眉の毛の流れをセットしながら、同時に眉毛にうるおいも与えてくれる」と勧めている。
意外とやりがちな眉毛のNG習慣。眉毛が薄くて困っている人は、ぜひプロの意見を参考にしてみて。(フロントロウ編集部)