ビリーが影響を受けた人の映画に参加か
楽曲「Golden Earring(ゴールデン・イヤリング)」や「You More Can A Woman Do?(ユー・モア・キャン・ア・ウーマン・ドゥ?)」など数々のヒット曲を生み出し、グラミー賞の最優秀レコード賞にノミネートされた初の女性アーティストであるペギー・リー。
ここ数年フレディ・マーキュリー、アレサ・フランクリン、エルトン・ジョンなど、数多くのアーティストの伝記映画が制作されるなか、ペギーの伝記映画も制作されることが再び決定した。
ペギーの伝記映画は、2010年にリース・ウィザースプーンが主演で制作されることが決定していたけれど、監督であるノーラ・エフロンが2012年に亡くなったことでプロジェクトがなくなることに。しかし今回再びペギーの伝記映画が制作されることとなった。
劇中でペギーを演じるのは映画『ヴェノム』や『グレイテスト・ショーマン』に出演していたミシェル・ウィリアムズで、監督はボブ・ディランの半生を描いた『アイム・ノット・ゼア』などでメガホンを握ったトッド・ヘインズが担当。ミシェルとトッドはこれまで何度もタッグを組んできたコンビ。
そしてペギーの伝記映画には、シンガーのビリー・アイリッシュとビリーの母親マギー・ベアードがエグゼクティヴデレクターとして参加する方向で、制作陣と話し合いが続けられていると米Deadlineが報じている。
ビリーはこれまで何度もペギーに影響を受けたということをインタビューなどで語っており、2020年にはペギーの生誕100周年を記念したオンラインイベントにも出演。そんなペギーへの愛とリスペクトが溢れるビリーが、伝記映画にプロデューサーとして参加する可能性は高い。
ペギーの伝記映画はまだまだ走り出したばかり。ビリーが映画のプロデューサーとして参加するのかにも注目が集まる。(フロントロウ編集部)