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イギリス王室のユージェニー王女が第1子となる元気な男児を出産した。現代っ子らしい報告の仕方が好感度大。(フロントロウ編集部)

ユージェニー王女が男児を出産

 英王室のエリザベス女王の孫に当たるユージェニー・オブ・ヨーク王女が、2018年10月に結婚した夫で実業家のジャック・ブルックスバンク氏との第1子となる男の子を出産した。

 現時点では名前非公表のベビーが誕生したのは、王室の公式発表によると現地時間の2月9日の午前8時55分。英Daily Mailによると出産したのは、ロンドン市内にあるポートランド病院で、出生時の体重は3657グラムだったという。

画像: ユージェニー王女が男児を出産

 男児はエリザベス女王にとっては9人目のひ孫にあたり、ユージェニー王女の父アンドルー王子と母のセーラ元妃は、待望の初孫の誕生を非常に喜んでいるという。


現代っ子らしい方法で出産報告

 ユージェニー王女はインスタグラムで、早速、ブルックスバンクス氏と一緒に生まれたばかりのベビーの小さな手を握る幸せいっぱいの親子ショットを公開。

 とくにコメントは添えず、ブルーのハートの絵文字を3つ添えて、男児の誕生をシンプルに報告した。

 ロイヤルベビーの出産報告といえば、ウィリアム王子&キャサリン妃は産院の玄関前でベビーを抱いて手短にお披露目会見を開いたり、ヘンリー王子はメーガン妃の出産後に1人で会見し、その後しばらくたってから3人で会見を開いたりと、記者を集めてやる事が多かった。しかし、ユージェニー王女はインスタグラムで報告という、とても現代っ子らしい方法で第1子の誕生をお知らせ。

 一般人と変わらないカジュアルなこの方法は好感度が高いと評判となっている。


ベビーの称号はどうなる?

 2020年9月に妊娠を公表し、2021年の早い時期にベビーが誕生する予定だと発表したユージェニー王女。

 王位継承順位10位であるユージェニー王女の長男は王位継承順位11位となるものとみられるが、ユージェニー王女とブルックスバンクス氏は、従兄弟のヘンリー王子と妻のメーガン妃の長男アーチーと同様、息子が「王子」というロイヤルタイトル(王室の称号)を持つことを望んでいないようだと、当時、王室内部関係者が米Vanity Fairに証言していた。

画像: ベビーの称号はどうなる?

 もともと、かつての国王ジョージ5世が、国王の孫だけがロイヤルタイトルを持つことができると法令で定めたため、エリザベス女王のひ孫たちには、それは及ばない。

 しかし、エリザベス女王が2012年に出した特許状により、ウィリアム王子とキャサリン妃の3人の子供たち(ジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子)にはロイヤルタイトルが与えられた。

 ヘンリー王子とメーガン妃は、アーチーには「できるだけ普通の生活を送って欲しい」という思いから、称号を持たせないことを選んだ。

 王室関係者は、「ユージェニー王女は称号が、恵みであると同時に、呪いのようなものにもなり得ることを知っています。彼女もジャックも自分たちの子どもには普通の人生を送って欲しいと望んでおり、将来的にはきちんと仕事をして、自分でお金を稼いで欲しいと考えています。2人にとっては王室の称号は、さほど重要ではありません。ただただ、幸せで健康な子供の誕生を願っています」と話していたが、はたして証言通りとなるだろうか。(フロントロウ編集部)   

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