うっかり手を滑らせて、粉々に割ってしまったパウダーアイシャドウ。もったいないと思いつつも、今まで捨ててしまっていた人は要チェック! 実は、割れてしまったアイシャドウでも、ほんの少し工夫をすれば再利用できるという。プロのメイクアップアーティストが詳しい活用方法を紹介した。(フロントロウ編集部)

割れたアイシャドウを捨てる前にチェック!

 せっかくお気に入りのアイシャドウだったのに、うっかり落として割ってしまった経験、メイク好きなら誰しも1度はあるはず。しかし、粉々になってしまったアイシャドウはとても扱いづらく、結局あまり使わず捨てられてしまうことがほとんど。

画像: 割れたアイシャドウを捨てる前にチェック!

 しかし、ほんの少しの工夫でアイシャドウをもう一度復活させることができるって知ってた? コスメの扱いに長けている海外のメイクアップアーティストたちが、実際にパウダーアイシャドウを割ってしまった際の対処法を米Byrdieで紹介した。

割れたアイシャドウを修復&再利用する方法

 セレブメイクアップアーティストのスティービー・クリスティーヌによると、粉々になったパウダーアイシャドウをどのように直すかは、粉の砕け具合によって異なるという。

 スティービーは「ただのヒビなら、ケースの裏側を叩いて、他の部分が削られていないかチェックしながら、パレットの他の色と混ざらないように、余分な粉をキレイに落とす」と説明。その後は、ひび割れがこれ以上広がらないように、ブラシなどでアイシャドウを軽く押さえて形を整えていく。

画像1: 割れたアイシャドウを修復&再利用する方法

 スティービーは「最も避けるべきは、(アイシャドウを)そのまま放置して、ひび割れを悪化させてること」とコメント。そのため、アイシャドウが割れたと気づいたら、すぐにティッシュでおさえるなど応急処置するようアドバイスした。

 一方で、もしパウダーアイシャドウが完全に砕けてしまっているときは、いっそのこと細かくするのがオススメ。

 スティービーは「アイシャドウやブロンザーなど、パウダーが完全に割れてしまった場合は、より細かく砕いて容器に入れ、ルースパウダーとして使うといい」と助言。これなら細菌やバクテリアをを繁殖させることもなく、そのままのアイシャドウの発色を楽しむことができるとスティービーは言う。

画像2: 割れたアイシャドウを修復&再利用する方法

 多少アイシャドウの使用感や発色が変わっても元の形に戻したい場合は、“アルコール”を使うのもアリ。その具体的な修復方法について、セレブ御用達メイクアップアーティストのアントン・ハチャトゥリアンは以下のように説明している。

ステップ1.はじめに、砕けてしまったパウダーの破片をすべて集めて、できるだけ多くの製品を元の容器に戻す。

ステップ2.次に、集めたアイシャドウを可能な限り細かく砕く。このとき、まだ固まっているアイシャドウも砕いていく。アントンいわく、パウダーが微細であればあるほどアイシャドウが復活する可能性が高くなるという。ちなみに、パウダーを砕くのには爪楊枝を使用するのがいいのだとか。

ステップ3.アイシャドウを砕き終わったら、最後にその上から消毒用のアルコールを数滴ほど垂らしてなじませ、指もしくは平らなもので上からギュッと押し込む。あとは、アルコールが完全に乾くまで待ったら出来上がり。

 うっかり割れてしまったお気に入りのパウダーアイシャドウ。捨てる前にプロのテクニックを試してみるのも良いかも。(フロントロウ編集部)

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