スターバックスでバリスタとして働いていたある女性が、お客から突き付けられた、どう頑張っても実現できない「無茶なオーダー」を暴露した。(フロントロウ編集部)

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スタバのバリスタをたじろがせた客の「無理難題」

 コーヒーチェーンのスターバックス(Starbucks)といえば、お客の好みに合わせてミルクの種類や氷の有り無しを選べたり、ドリンクをカスタムオーダーできるのも支持される理由の1つ。

 そんなスターバックスで、以前バリスタとして働いていたある女性が客からお願いされてつい困ってしまったオーダーを明かした。

画像1: スタバのバリスタをたじろがせた客の「無理難題」

 接客業に従事するTikTokユーザーたちの間で流行している「まさか、大の大人に説明しなくちゃならないとは思わなかった事」をシェアし合う動画チャレンジに参加した、現在は役者をしているというアリッサ・ラトコヴィッチは、自身がスタバ店員時代に経験した客とのやり取りを実演して再現。

 それによると、アイスコーヒーを注文したある客が「カップの底に氷を入れて欲しい」とオーダーしてきたそう。

 一見、何の問題もないように聞こえるけれど、オーダーの意図がわかりかねたアリッサが「氷を余分に入れて欲しいということですか?」と聞き返すと、この客は「そういうことじゃなくて、ただ、氷は下の方に入れて欲しいの。上のほうに浮いてくると嫌だから」と返答。

 気持ちはわからなくもないが、カップの底に氷を入れたとしても、ドリンクを入れれば浮力が働くため、どうしても上のほうに浮いてきてしまう。カップにぎっしりと氷を詰めるということなら話は別だが、この客のオーダーはどうやらそういうことではないらしい。

画像2: スタバのバリスタをたじろがせた客の「無理難題」

 氷の特性を理解していない様子の客に、アリッサは“一体どうして説明してくれようか…”と考えたようで、言葉を詰まらせ、目を泳がせながら「私には物理特性をコントロールすることはできないのですが…」と答える、というところで再現動画は終わる。

 記事執筆時点で120万回以上再生されているこの動画には、客の無知さに驚きの声が上がるとともに、「最悪な顧客サービスだね! 物理特性くらいなんとかしてよ! 」とジョークを飛ばす人や、同じくファストフードチェーンで働いていたというユーザーからは、「私も同じ経験がある。氷の特性について知らない人は世の中に結構いるよ」といったコメントも寄せられた。

 アリッサと同じ動画チャレンジに参加したユーザーの中には、「ラズベリードーナツを注文した客から、『ラズベリーって何?』と聞かれた」、「ウォルマート(大手量販店)で買った商品をターゲット(別の量販店)に返品しに来た客に『ここはウォルマートではありません』と丁寧に説明しなければならなかった」といった、思わずネタなのではないかと疑ってしまう体験談をシェアした人々もいた。(フロントロウ編集部)

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