AppleのiPhone、あの時代が懐かしい…
2007年に故スティーブ・ジョブズ氏が発表した初代iPhoneの衝撃から14年。そしてジョブズ氏の死から10年。世界は大きく変わった。
今ではスマホを持っていることは当たり前になっているし、LINEなどのアプリは生活に欠かせないものとなっている。TikTokやインスタグラムなどには、スマホで撮った写真やセルフィー、動画がたくさん公開されており、iPhoneは第14世代までになっている。
しかし、あの頃を思って郷愁に駆られるiPhoneユーザーは少なくない。米掲示板のRedditに、ある人がiPhone4の画像を投稿。そこには、こんなコメントも。
「このデザインは死なない」
iPhone4の思い出がエモすぎる…
この言葉が、多くの人の心を打った。他のユーザーたちからも、「これは本当に衝撃だった」、「名刺サイズのもので、私たちみんながメッセージを送りあって、動画を見てたなんて信じられない」などといった声があがり、それぞれの記憶に残っているiPhone4の思い出が溢れ出した。
「4は私の最初のiPhoneだった。最初は、“最高だね!”って感じだったな。(大ヒットドラマの)『ブレイキング・バッド』がなんであんなに盛り上がっているのか見るためにダウンロードした。テレビで見るよりも最高な経験だったな。腕が疲れたとしても。それ以来、過去のやり方とは決別。4は私にとって魔法みたいなデバイスだった。なんか恋しいね」
今ではNetflixやAmazonプライム・ビデオもアプリがあり、スマホで簡単にドラマが見られるようになっている。しかし、初めて、自分が手の中に持つ画面に別の世界が繰り広げられるという経験は新鮮だったはず。一方で、今ほどスマホが発達していなかったからこそ良かったと振り返るユーザーもいた。
「ゲームとか動画を見るってことは、そんなにしてなかったよね。テキストして、音楽を聞いて、メールを送って。シンプルな時代だった。今でも携帯電話をその方法で使ってるし、だからあのサイズが良かったんだよな」
また、初めて持った携帯電話がスマホである若い世代には分からないだろうけれど、アメリカで人気だったブラックベリーや日本のガラゲーを経験した後にiPhoneやスマホを持つことで、その“未来感”に衝撃を受けた人は多い。今では当たり前になってしまったけれど、ある人は当時をこう振り返った。
「私の初めてのiPhoneだ。すごく好きだった。未来を生きてた。ブラックベリーの後だったし」
ちなみに、懐かしのアレに言及したユーザーも。「イヤホンジャックが上にあったのが恋しい…」。スマホだけでなく、様々な物がここ10年で様変わりした。その懐かしさはいつまでも思い出してしまうだろう。(フロントロウ編集部)