2021年初夏に日本国内でデジタル配信及びブルーレイリリースが決定した『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』には、既に続編の可能性があると関係者がコメント!(フロントロウ編集部)

ついに公開『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』

 2017年に公開されたDCEU映画『ジャスティス・リーグ』の制作中に降板したザック・スナイダー監督が、初期構想に基づき、追加撮影、再編集した上で制作された『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(原題:Zack Snyder’s Justice League)』が、2021年初夏に日本国内でデジタル配信及びブルーレイリリースとなる。

 長年多くのファンが待ちわびた待望の『スナイダーカット』リリースを目前に、プロダクションデザイナーを務めるパトリック・タトポロスが、米Cinema Blendのインタビューで続編の可能性についてコメントした。

 「僕が言いたいのは、反生命方程式(※1)。その瞬間に次のレベルに到達する。次の世界はもっと大きな世界。ザックがやっていたことは、説明しきれないけれど、ワーナー・ブラザースの彼のオフィスには、壁に巨大なボードがあって、そこに3つの映画のドラフトが作り始められていた。信じられないことだと思ったよ。僕はそれを見に行ったんだけれど、基本的に、そう、埋め尽くすほど書き込まれていたよ…次の作品のヒントが。それはナイトメアのようなものだ。(※2)バットマンのナイトメア。もっと大きな計画のために種をまくようなもの。それでこれが草稿になった。…私たちは、ただ成長する可能性のある何かの種を植えて、どんな未来になるのかを定義している」と語ったパトリック。

※1 DCコミックスでは、解き明かすとあらゆる生命体の思考と感情を完全に操ることができるとされる技術。
※2 『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』に登場したナイトメアバージョンのバットマン。

 続けて、「とても現実的なことに基づいた、簡単な例を挙げます。例えば、バットモービルは、最初に見たとき、それはバットモービルにすぎない。それは、彼独自の美学を持っている。しかし、そこには、ガジェットとでもいうべき、第1作目では明らかにされないものが大量に存在しています。2作目でも明かされることはありません。3作目では明かされるかもしれません。しかし、それはすでに存在しています。例えば、(『ジャスティス・リーグ』のバットモービルは)折り紙で作られた車のようなデザインになっています。つまり、倒れ方や変化の仕方など、将来的に遊べるものばかり。だから、このようなフランチャイズでは、映画が続編を求めているときには、では公式にはそうやって作られる、そう考えなければいけないんだ」と言った。

 つまり、『ジャスティス・リーグ』には、続編につなげることのできる要素が無限にあり、スナイダー監督のデスクのボード状には、すでに続編へのアイデアもたくさん用意されているということ。

 映画『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』リリースの際は、続編につながりそうな要素を探しながらみるのも楽しいかも。(フロントロウ編集部)

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