第63回グラミー賞のアフターパーティー・ファッション
パンデミック禍で行なわれた第63回グラミー賞授賞式。例年ならば、授賞式後には受賞アーティストや音楽レーベルの主催で盛大なパーティーがいくつも開かれ、授賞式には参加しなかった豪華セレブたちも加わって深夜まで宴が繰り広げられるけれど、未だ新型コロナウイルスの収束の目途が立たない2021年は、アフターパーティーはキャンセルするか、きちんと感染対策をしたうえで、少人数でこじんまりとしたアフターパーティーを行なうケースがほとんど。
規模は控えめながら、ファッションは妥協しなかった、セレブたちのグラミー賞アフターパーティー・ファッションをお届け!
ビヨンセ
今回のグラミー賞では最多9部門にノミネートされ、最優秀R&Bパフォーマンス賞など4冠に輝いたビヨンセ。史上最多となる累計28個目のグラミー賞を手にしたビヨンセは、サンタモニカにあるイタリアンレストラン、ジョルジオ・バルディで行なわれたマドンナ主催のアフターパーティーに夫でラッパーのジェイ・Zと参加。
バーバリー(Burberry)のクリエイティブディレクター、リカルド・ティッシがカスタムでデザインしたシルバーメッシュにケージコルセットがセットされたタイトドレスに身を包み、ネットがついたターバンを合わせて。女神のようなその姿はまるで「トロフィーみたい」と話題に。
メーガン・ジー・スタリオン
新人賞、最優秀ラップソング、最優秀ラップパフォーマンスの3冠を獲得し、先輩ラッパーのカーディ・Bと共演した圧巻のステージも視聴者を熱狂させたメーガン・ジー・スタリオンは、アフターパーティーを主催。
同じくラッパーとして活動しているボーイフレンドのパーディソン・フォンテーヌを同伴し、授賞式で披露したオレンジのボリューミーなドレスとは打って変わって、爽やかなブルー~ホワイトのカラーブロックのタイトミニドレスにゴージャスなダイヤのネックレスを合わせて。
リゾ
今年はノミネートはなく、プレゼンターとして授賞式に登場したシンガーのリゾ(Lizzo)は、丸い穴がいくつも開いたシースルー生地に大きなリボンと大輪のトロピカルフラワーが配された個性的なドレスでアフターパーティーへ。
授賞式でもつけていたビッグサイズのヘアクリップとカラーコーデしたオーロラピンクのマスクでキュートに。
ちなみに、このヘアクリップは授賞式当日、スタイリストが急遽ロサンゼルス市内にあるショッピングモールで買ってきたものだそう。
ラインストーンでデコったアルコール入りのフラスクも持参。
タラジ・P・ヘンソン
メーガン主催のアフターパーティーに駆けつけたドラマ『Empire 成功の代償』の俳優タラジ・P・ヘンソンは、光沢素材のジャンプスーツにフェイクファーのストールを肩掛けし、フェイスシールドをオン。バットウーマンのようなレッドヘアがオール黒ルックに映える。
クリッシー・テイゲン&ジョン・レジェンド
アルバム『Bigger Love』が最優秀R&Bアルバム賞を受賞するも、授賞式には参加せず、自宅からのリモート出演となったジョン・レジェンドは、妻でモデルのクリッシー・テイゲンとともにお祝いに繰り出して。クリッシーはディープレッドのベアドレス、ジョンはダマスク柄のスーツと、ベルベット素材で合わせた夫婦リンクコーデを披露。クリッシーはマスクもキラキラ素材でパーティー仕様に。
ハリー・ベイリー
最優秀トラディショナルR&Bパフォーマンス、最優秀R&Bソング、最優秀プログレッシブR&Bアルバムの3部門にノミネートを果たしながらも、残念ながら受賞は逃してしまったクロイ&ハリー(Chloex Halle)のハリー・ベイリーは、全身ブラックのルックでマドンナ主催のアフターパーティーへ。バッグはバレンシアガ(Balenciaga)。
(フロントロウ編集部)