ハリー・スタイルズの衣装は「シャーペイ風」？「クルーレス風」？本人たちが反応

グラミー賞でのハリー・スタイルズの衣装が話題に

　日本時間3月15日に開催された第63回グラミー賞授賞式にて、「Watermelon Sugar」で最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞を受賞したハリー・スタイルズ。ワン・ダイレクションのメンバーとして初めてグラミー賞を受賞したハリーはこの日、御用達ブランドであるグッチ（Gucci）がカスタムでデザインした衣装も大きな話題になった。

　ハリーはステージ衣装からプレスルームでのバーチャル会見までを通して、計3セットのルックに身を包んだのだけれど、なかでも注目を集めたのが、首元に巻かれたパープルのボアスカーフが印象的な、ブラウンのコーデュロイパンツに、胸元が大きく開いたVネックのセーター、イエローを基調としたチェック柄のジャケットを合わせたルック。

　一般的に“女性用”とされる服を好んで着るなど、普段からジェンダーに捉われないファッションを楽しんでいるハリーらしいこのルックは、ファンの間で、かつての女性セレブたちの格好に似ていると話題に。

　SNSでは、ディズニー・チャンネルの『ハイスクール・ミュージカル』シリーズのシャーペイ役で知られるアシュレイ・ティスデイルが、2004年に『プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング』のイベントに出席した際に見せたルックに似ていると指摘する声や、1995年に公開された映画『クルーレス』でアリシア・シルヴァーストーンが演じた主人公のシェールによる、アイコニックな衣装を思い起こさせると指摘する声があがった。

アシュレイとアリシアがリアクション

　そうしたファンの声はアシュレイの耳にも届いたようで、アシュレイはツイッターで、「インフルエンサー（影響を与えた人）と影響された人」という文言と共に自身とハリーの写真を並べたツイートを引用して、一言「ハハ」とコメント。

　アシュレイはインスタグラムストーリーでもこの写真に触れて、「アイコニック」というコメントや「100点」の絵文字を添えた。

　また、『クルーレス』でシェールを演じたアリシアもハリーの衣装に反応。ハリーの写真とシェールを演じた自身の写真と並べて投稿して、「ハリー・スタイルズに漂う『クルーレス』のヴァイブスが最高！ きっとシェールはこのシックなルックを誇りに思うはず（もちろん承認してくれるよ！）。グラミー受賞おめでとう！」と粋なメッセージを送った。

　ちなみにハリーはこの日、男性器の形状を模したバナナのモチーフのチャームも着けており、“男性は強くあるべき”という「トキシック・マスキュリニティ（有害な男らしさ）」への無言のメッセージではないかとも話題に。ジェンダーに捉われないハリーの衣装は、様々な方面で話題になった。（フロントロウ編集部）

ハリー・スタイルズ、話題さらったボアの下に「とんでもない物」を着けていた - フロントロウ -海外セレブ情報を発信

グラミー賞授賞式でのボアスカーフ使いが話題をさらったハリー・スタイルズ。じつはその下には、もっとメッセージ性の高い“あるアイテム”を着用していた。（フロントロウ編集部）

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