『スター・ウォーズ』ルークのおもしろ画像
1977年に第1作目が公開され、現在までに数々のシリーズ作品が誕生してきた『スター・ウォーズ』シリーズには、長年海外ファンの間でいじられている画像があるのをご存知だろうか。
オリジナルの3部作より、主人公ルーク・スカイウォーカーを演じたマーク・ハミルと、オビ=ワンを演じたアレック・ギネスが並んで座っている1枚の画像。そしてそこには、こんな文字が。
「銀河で最も危険な兵器を手に持った。速攻で顔に向けた」
This makes me cringe every time I see it. ��
— Mark Hamill (@HamillHimself) March 8, 2021
I don't remember doing this in the movie. I think it's just an on-set production still, otherwise Obi-Wan wouldn't look so remarkably unconcerned. � https://t.co/WXH4Ng0OzX
そう、言わずもがな、なぜかこの画像ではルークがライトセーバーをのぞき込んでおり、とっても危険。焦って思わずルークの手を叩き、ライトセーバーを払落し、ルークを叱りたくなるほど不安に駆られるこの1枚は、ファンの間で長年いじられてきたのだけれど、ルークを演じたマークも思うところあったよう。
「毎回これを見るたびに恥ずかしくて悶えるよ。これを映画でやった覚えはないんだよね。セットで休憩中の写真だと思う。じゃなかったら、オビ=ワンがこんなに気にしてないようにはならないでしょう」
恥ずかしいと思っていることを明かしたうえで、この画像に写っている状況の真相は、カメラが回ってない時に、マークが小道具のライトセーバーをのぞき込んだものだとした。
とはいえマーク自身、ツイッターを使ううえで頻繁に『スター・ウォーズ』のおもしろ画像を投稿しているので、彼自身も楽しんではいるよう。
『スター・ウォーズ』ユアンのオビ=ワンもイジられる
『スター・ウォーズ』の万年いじられシーンは、新三部作からも誕生している。2005年に公開された映画『スター・ウォーズエピソード3/シスの復讐』より、これまたオビ=ワンの登場シーン。
ヘイデン・クリステンセン演じるアナキン・スカイウォーカーと、ユアン・マクレガー演じるオビ=ワン・ケノービが対峙するクライマックスのシーンは、シリアスな一幕だけれど、ここでオビ=ワンが言ったセリフが、「It's over, Anakin. I have the high ground!」。
日本語では「地の利を得たぞ!」と訳されているけれど、その意味は「相手より有利な地位にいる」というもので、直訳すれば、「高い場所は自分のもの」となる。そしてこのシーンでオビ=ワンが立っている場所が、実際にアナキンのいる場所より高い!
それが原因で、このシーンではなぜか突然オビ=ワンが、自分は高い位置に立っている!と叫んだようにも捉えられ、海外ファンの間では映画公開よりいじられ続けている。
2020年には、任天堂のNintendo Switch用ゲームソフト「あつまれどうぶつの森」でこのシーンを再現したファンもいた。(フロントロウ編集部)