色々な人から人気の「あつ森」
任天堂のNintendo Switch用ゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」といえば、ゲーム内で好きなキャラクターの服に似たデザインを自分で作れたり、好きなアーテイストのCDジャケットを再現できたりと、自分で様々な物をデザインできるのが魅力のひとつ。また、ヘヴィメタルバンドがゲームでの映像使ってPVを作るなど、そのユーザー層は多岐にわたる。
そんな「あつ森」は、映画ファンからも人気を博している。イギリスに住むデビッドは、『スター・ウォーズ』シリーズのファン。『スター・ウォーズ』シリーズと言えば1977年に記念すべき第1作品目がジョージ・ルーカス監督の手によって全米公開され、その後スピンオフも含めて11作品が公開されている。
『スター・ウォーズ』の「万年いじられシーン」
大人気シリーズの『スター・ウォーズ』だけれど、英語圏のファンからは長年いじられ続けている「あるシーン」がある。それは、2005年に公開された映画『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』で、ヘイデン・クリステンセン演じるアナキン・スカイウォーカーと、ユアン・マクレガー演じるオビ=ワン・ケノービが対峙するシーン。
この時オビ=ワンが言ったセリフが、「It's over, Anakin. I havethe high ground!」。
日本語へは「地の利を得たぞ!」と訳されたことでも有名なこのセリフだけれど、海外ファンの間ではこの言葉が、長年いじられ続けている。この言葉には「相手より有利な地位にいる」という意味もあるのだけれど、直訳すれば、「高い場所は自分のもの」という風にも。そして、オビ=ワンがこのセリフを言った時の2人の位置関係が…。
オビ=ワンが立っている位置が、アナキンが立っている位置より実際に結構高い。そんな背景があり、オビ=ワンがなぜか突然、自分は高い位置に立っている!と叫んだようにも捉えられる、万年いじられシーンが誕生したというわけ。
あつまれ どうぶつの森で『スター・ウォーズ』
そこで、あつ森という新たなゲームを手に入れたデビッドは、早速ゲームでそのシーンを再現。
Apologies for the high effort/low quality, but I had to remake the "high ground" scene from Revenge of the Sith when I got the magma floor/wall... xD #AnimalCrossingNewHorizons #anch #nintendoswitch #StarWars pic.twitter.com/1egVYxNtbt
— David Dino �� (@gevurah22) May 29, 2020
背景のマグマ感が非常によく再現された映像では、きちんと衣装を着たオビ=ワンとアナキンが。あつ森らしく、最後にオビ=ワンがめちゃくちゃ良い笑顔になっているのに癒されるこの動画は、多くのスター・ウォーズファンを笑顔にしていた。
ちなみに、あつ森をめぐってスター・ウォーズファンが注目を浴びたのはこれで2度目。『スター・ウォーズ』シリーズの大ファンであるジェシカの身には、映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズで有名なイライジャ・ウッドが自分の島に来るという嬉しすぎる出来事が起こったうえ、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の監督ライアン・ジョンソンが2人の交流を楽しむという奇跡が発生。一連の出来事は、映画ファンを多いに沸かせた。(フロントロウ編集部)