テイラー・スウィフトがマレン・モリスとの「You All Over Me」をリリース
テイラー・スウィフトが、4月9日にリリースする『フィアレス(テイラーズ・バージョン)』より、マレン・モリスが参加した「You All Over Me(ユー・オール・オーヴァー・ミー)」をリリースした。
音楽マネージャーのスクーター・ブラウンとの原盤権買収・売却騒動をめぐり、デビューから2018年のレーベル移籍までにリリースした計6作のアルバムの再レコーディングを行なっているテイラーにとって、2008年にリリースしたセカンドアルバム『フィアレス(Fearless)』となる『フィアレス(テイラーズ・バージョン)』は、その第一弾となっており、2月には、最初の再録シングルとなる「「Love Story (Taylor’s Version)」をリリースしている。
今回、公開された「You All Over Me」は、『フィアレス』期に制作された未発表曲となっており、日本語にすると“蔵出し”と似た意味となる「From The Vault(フロム・ザ・ヴォールト)」という文言が添えられている。テイラーは同曲のバックコーラスとして、過去に『レピュテーション・スタジアム・ツアー』で共演したことのある、カントリーシンガーのマレン・モリスを迎えている。
テイラーはリリースにあたり、マレンとのコラボ曲が実現したことについて、「From The Vaultの楽曲の大好きなところは、誰も聴いたことがないから、いろいろ実験したり、遊んだり、お気に入りのアーティストを巻き込んだりできること。この曲のバックコーラスにマレン・モリスを迎えられたことにワクワクしてる!」とツイートしていた。
One thing I’ve been loving about these From The Vault songs is that they’ve never been heard, so I can experiment, play, and even include some of my favorite artists. I’m really excited to have @MarenMorris singing background vocals on this song!! ☔️
— Taylor Swift (@taylorswift13) March 24, 2021
「You All Over Me」の音源はこちら。
オリヴィア・ロドリゴとコナン・グレイがリスニングパーティー
過去の未発表曲のリリースは多くのスウィフティーズ(※)たちを歓喜させているのだけれど、テイラーからの影響を公言している、オリヴィア・ロドリゴ(18)とコナン・グレイ(22)の期待の若手アーティスト2人も例外ではないよう。
※テイラーのファンの通称。
テイラーは2人にとって師匠とも呼べる存在で、テイラーはコナンが2020年3月にリリースしたデビューアルバム『キッド・クロウ』を、「このアルバムに夢中」というコメントを添えて自身のファンに紹介したほか、オリヴィアが今年1月に驚異のデビュー曲「drivers license」をリリースした時には、「さすが、私のベイビー。本当に誇りに思うよ」と、自身を“母”と慕うオリヴィアに賛辞を寄せた。
プライベートでとても仲がいいことで知られるオリヴィアとコナンは、テイラーの“蔵出し曲”第1弾となった「You All Over Me」を一緒に集まって聴いたよう。オリヴィアは「コナンとオリヴィアでテイラーの『You All Over Me』を聴いているんだけど、これはルネサンス期の絵画」というコメントと共に、絵画作品のように美しいテイラーの蔵出し曲を聴いて思わず固まってしまった自分とコナンを白黒で収めた写真をインスタグラムに投稿した。
一方のコナンはこの投稿に「テイラー・スウィフトによる紀元前13世紀の作品『テイラー・スウィフトの子どもたち』。テイラーが僕らに残してくれた選択肢は、他界してルネサンス期の絵画になることだけだった」と冗談まじりにコメント。2人にとって、テイラーは今も偉大すぎるアーティストであり続けているよう。
(フロントロウ編集部)
公開後、誤植を修正しました。